子供が読書することを勧めていますが、
ふと、果たして今の子に読書をする時間はあるのだろうかと思いました。
今は習い事で子供達のスケジュールはほぼ1週間埋まっています。
遊ぶ時間も取れないほど。
僕は所謂(いわゆる)活字中毒と言える部類で、小さい頃から随分と本を読んできました。
面白いと思えばジャンル問わず読んでいたと思います。
小説は勿論、外国文学、詩、哲学書など。
今思えばどうやって読書の時間を捻出(ねんしゅつ)していたのかなと思い返してみました。
僕は田舎の少年だったので、外で冒険することも大好きでしたから、当然外遊びを沢山します。
川や山で危険な遊びも沢山しました。
川で採った魚を焚き火をして、スコップに乗せて焼いて食べるのも楽しかったし、スキー場で「立ち入り禁止」の区域に入って怒られたりもよくしました。
真似しちゃダメですよ。
でも本も好きで、図書館の子供向けの本はほぼ全て読みました。
母親が週に1度図書館に連れて行ってくれるのですが、滞在時間は2~3時間程度。
「こんなんじゃ足りない!」
というわけで、足りない分はお持ち帰り。
当時は3冊しか借りられなかったため、すぐ読み終わってしまいます。
うちの場合はテレビは1日30分まで。
それ以上見たい場合は母親と交渉。
ゲームや漫画もうちでは禁止でした。
お気に入りの本は文庫本でポケットに入れて持ち歩き、いつでも読めるように。
夏は山の中で「星の王子さま」をよく読んでいた思い出もあります。
天気のいい時は気持ちいいんですよ。
中学時代は勉強に時間取られるので、トイレや風呂に持ち込みます。
没頭すると時間を忘れる質(たち)なので、徹夜することもしばしば。
高校時代は行き帰りのJRや、長い待ち時間の間に読んでいました。
こうやって思い返してみるとどんだけ本好きなんだ、という感じですが、こんな感じで読書を楽しんでいました。
「星の王子さま」は1度は読んで欲しい名著です。
訳者によって印象が変わるのですが、僕は池澤夏樹さんが訳したものが好きです。