昨日の「北海道あるある」の記事の中のヒグマについて妻と話していました。

 

 

 

 

 

 

妻は遭遇したことのない熊に異常な恐怖心を持っています。

 

 

「北海道をウロついているのはツキノワグマのような小型のクマだと思われたら困る。ちゃんとヒグマは大きくて人間を襲う恐ろしい動物だと書いとけ」

と言われたので、ヒグマのことについて昨日の記事では軽く触れました。

 

 

「ブラキストンラインを超えると動物って大型化するんだよね」

 

というと、ブラキストンラインという言葉を初めて聞き、強い関心を持ったようなので折角だからざっと書いておきます。

 

 

 ブラキストンラインとは

 

 

ブラキストン線とも言われ、津軽海峡を東西に横切る動物相の分布境界線のことを言います。

 

 

ブラキストンとはイギリスのブレーキストンさんという方の名前が由来となっています。

 

 

このブレーキストンさんが函館に移住し、鳥のことを研究して

「津軽海峡を挟んで動物相に違いがみられた」

ということがわかり、日本産鳥類目録を大幅改定してそれが評価されて、津軽海峡の生物境界線をブラキストンラインと呼ぶようになりました。

 

1880年のことです。