小さい頃の読み聞かせをしてもらった思い出。

 

「かわいそうな象」

 

これは辛い話。

太平洋戦争中の上野動物園で動物達が処分される話です。

 

もし空襲にあって動物園の檻が破壊されたら、猛獣達が街中に放たれることになる。

 

それを阻止する為に殺処分をしなければならない飼育員の苦悩が書かれています。

 

戦争の惨(むご)さを伝える優れた児童文学書です。

 

 

この辛い辛い話を寝る前に読み聞かせ。

(多分5〜6歳の頃)

 

 

泣くって。

寝るどころじゃないって。

 

 

しかもこっちは泣かないように我慢しているにも関わらず、まず母親の嗚咽(おえつ)が始まります。

 

 

そしてそれにつられて3つ下の弟も泣く。

 

で、またそれにつられて母親さらに泣く。

 

 

しかも結構な頻度で行われるんですよ。

 

 

毎回ご丁寧に

母親泣く→弟泣く→2人号泣

ということが繰り替えされます。

 

 

こうなってくると「かわいそうな象」に心痛める感情はどこかにいってしまい、いつもメソメソしている2人に

 

「なんだこいつら」

 

という思いを抱いてしまうようになりました。

 

 

寝る前の読み聞かせの本はよく選びましょう。