広島修道中平成23(2011)過去問
大問1(改)_理科の解説
修道の大問4つのうちの1問目です。
画像を作るのをさぼっていますので、
お手元の過去問本などをご覧いただきながらお読みください。。
内容は記述内容や問題番号の振り方などの点で本物と少し違います。
【問題】
問1:猛暑日とは、一日の最高気温が何度以上の日のことか?整数で答えなさい。
問2:熱帯夜とは、夜間の最高気温が何度以上の日のことか?整数で答えなさい。
問3:二酸化炭素などの温室効果ガスが増加することにより地球の平均気温が年々上昇していることを、「地球○○○」という。○○○にあたる漢字3字を答えなさい。
問4:ヒートアイランド現象の原因として適当でないものを、次のア~エから1つ選んで、記号で答えなさい。
ア:エアコンや自動車を多く使っている
イ:緑地や水面の面積が少ない
ウ:アスファルトでおおわれた地面が多い
エ:水の汚染が進んでいる
風上側のふもとのA点(高さ0m)、風上側の山の中腹のB点(高さ800m)、山の頂上のC点(2200m)、風下側のふもとのD点(高さ0m)について考えます。空気がA点からB点とC点を通ってD点に行くとします。
また、空気は上昇すると温度が下がります。雲ができる前は100m上昇するごとに1℃ずつ下がりますが、雲ができている空気の温度は100m上昇するごとに0.5℃ずつしか下がりません。また、雲がない空気が下降するときは、100m下降するごとに1℃ずつ温度が上がることがわかっています。
問5:雲ができている空気の温度が100m上昇するごとに0.5℃ずつしか下がらない理由は、どのような変化がおこるときに熱が放出されるからか。記号で答えなさい。
ア:固体→液体
イ:液体→気体
ウ:気体→液体
エ:固体→気体
問6:A点の空気がD点にたどりついたとき、A点のときよりも温度は何℃上がっていますか。整数値で答えなさい。
問7:「二酸化炭素」について、空気中にふくまれる二酸化炭素の量は、陸地の多い北半球では、秋から冬に増加し、春から夏に減少するという季節変動を繰り返しながら年々増加しています。この季節変動の理由を「春から夏の時期は」に続けて15字以内で説明しなさい。(※「春から夏の時期は」の8文字を含めると23字分記述すること)
問8:気温を測定するときの正しい条件を次の(1)~(4)のそれぞれについてア・イから選んで記号で答えなさい。
(1)ア:土の地面の上 イ:しばふでおおわれた地面の上
(2)ア:風通しのよい所 イ:風通しの悪いところ
(3)ア:直射日光が当たる所 イ:直射日光が当たらない所
(4)ア:地面から0.7~1.0mの高さの所 イ:地面から1.2~1.5mの高さの所
問9:一日の「気温(℃)」「地面の温度(℃)」「太陽高度(度)」を比較します。
A:午後1時ごろに最高になるもの
B:午後2時ごろに最高になるもの
C:正午ごろに最高になるもの
の3つの組み合わせとして正しいものを以下のア~カから選んで記号で答えなさい。
ア:A:気温、B:地面の温度、C:太陽高度
イ:A:気温、B:太陽高度、C:地面の温度
ウ:A:地面の温度、B:気温、C:太陽高度
エ:A:地面の温度、B:太陽高度、C:気温
オ:A:太陽高度、B:気温、C:地面の温度
カ:A:太陽高度、B:地面の温度、C:気温
問10:次のア~オの文のうちから、誤りをふくむものを2つ選んで、記号で答えなさい。
ア:くもりや雨の日は、晴れた日よりも一日の気温の変化が大きい。
イ:太陽の熱は、まず地面をあたため、その地面から空気にあたたかさが伝わる。
ウ:晴れた日に、地面の温度が最低になるのは、日の出直前である。
エ:太陽が高くなると、一定面積の地面が受ける熱の量は増加する。
オ:一年のうち、太陽が日本付近を最も強くあたためるのは、8月の初めころである。
【解き方と解答】
問1:猛暑日の基準は「35℃」です。
問2:熱帯夜は「夜なのに暑い」ということですから、基準は少し低く、「25℃」です。
問3:「地球温暖化」です。
問4:[ア]エアコンはその場所を涼しくしますが、外を暑くしてしまいます。→○です。
[イ]植物には、自然に温度を調節する優れた機能があります。→○です。
[ウ]アスファルトは土と違って、熱を長時間ため込んでしまうという特徴があります。→○です
[エ]水の汚染はヒートアイランド現象とはほぼ無関係です。→×ですからこれが正解です。
問5:「雲と空気が一緒に存在していて、空気がどんどん雲になっていく」時の変化ですから、空気が雲になる変化を選びます。「ウ:気体→液体」を選びます。
問6:AからBに800m上がる際に、8×1=8℃下がります。
BからCに(2200-800=)1400m上がる際に、14×0.5=7℃下がります。
CからDに2200m下がる際に、22×1=22℃上がります。
ゆえに、-8-7+22=22-15=7℃上がるということになります。
問7:「秋から冬」と比べて「春から夏」は日差しが強いですね。
日差しが強い時の現象で、二酸化炭素に関連していることといえば、、、、と考えて、
「光合成」が思いつけばよいです。
光合成は光が多いほど活発に行われ、その結果空気中の二酸化炭素がより多く酸素に変わります。
ですので、正解は、春から夏の時期は「植物が光合成をさかんに行うから」(15字)などとすればOKです。
「光合成」と「さかん・活発・たくさん」などが含まれていればキーワードとしてOKでしょう。
問8:気温の測定であって、地面の温度とは違うということを意識します。
百葉箱の置き方が頭をよぎればよいと思います。
正解は上から順に「(1)イ:しばふでおおわれた地面の上(2)ア:風通しのよい所(3)イ:直射日光が当たらない所
(4)イ:地面から1.2~1.5mの高さの所」です。
「ア:土の地面の上」「ア:地面から0.7~1.0mの高さの所」で測定すると、地面の照り返しを受けますが、芝生だで1.2m~1.5mであればOKです。
「イ:風通しの悪いところ」「ア:直射日光が当たる所」で測定すると、実際よりも暑くなってしまいます。
問9:「南中が正午前後」「太陽により地面が暖められて」「そのあと地面から空気が暖められる」ので、
太陽高度が正午、地面の温度が13時ごろ、気温が14時ごろ、が正解です。
正解は「ウ」になります。
問10:
「ア:くもりや雨の日は、晴れた日よりも一日の気温の変化が大きい。」
→夏で考えてみると、晴れの日は昼にとっても暑くなりますね。夏でも雨の日であれば昼でも大して暑くないですね。ですので、くもりや雨の日の方が一日の寒暖差(気温の変化)は少ないです。→×で正解です。
「イ:太陽の熱は、まず地面をあたため、その地面から空気にあたたかさが伝わる。」
→問9で書いた通り、これは正しいです。→○
「ウ:晴れた日に、地面の温度が最低になるのは、日の出直前である。」
→地面の温度は太陽が無いと下がり、太陽によってまた上がるので、太陽が出る直前に最低になっています。→○
「エ:太陽が高くなると、一定面積の地面が受ける熱の量は増加する。」
→太陽が高くなるとは、太陽の角度が高くなるということで、12時ごろの影の長さを思い出してみましょう。12時ごろ、直射日光って暑いですよね。地面は12時台にどんどん暖められて13時ごろ最高になることを考えても、これは正しいです。→○
オ:一年のうち、太陽が日本付近を最も強くあたためるのは、8月の初めころである。
→太陽が日本を最も強くあたためるのは、南中高度が最高の頃で、それはすなわち夏至付近ですから、6月下旬となります。→×で正解です。
正解はアとオです。