東大数学科卒家庭教師が、私立医学部入試問題を掘り下げる -3ページ目

東大数学科卒家庭教師が、私立医学部入試問題を掘り下げる

短時間で標準的な問題を多く解く能力が要求される、私立医学部入試の問題について解説していきます。

$東大数学科卒家庭教師が、私立医学部入試問題を掘り下げる-2013年度慶應義塾大学医学部[I](1)解説



慶應義塾大学医学部の入試数学では、100分で大問4つを解かなければなりません。

2013年度入試では、大問3,4で一部記述が必要な問題が出ましたので、時間配分は大問1,2が各20分、大問3,4が各30分、と言ったところでしょうか。

それぞれの大問には3~4問の小問が設けられているため、小問一つあたりにかけて良い時間は、長く見積もっても5分程度です。

今回の問題のように[I]の(1)などは、3分以内で解答することが望ましいでしょう。


問題自体は標準的なものが多いとは言え、初見の問題を3分で確実に解答するためには、以下のような力が必要です。

1. 問題を読み終えた瞬間に、複数通りの方針が立つ
2. それらの中で、どの方針で解けば最短時間で確実に得点できそうかを見極められる
3. 計算ミスをしていないかを、要所要所で振り返りながら解ける

そこで今回は、冒頭の問題に対する複数通りの方針を考えた後、導いた解を吟味して「うん、妥当な答えが出たようだ」と納得する、というところまでご紹介したいと思います。

続きは私のホームページの2013年度 慶應義塾大学医学部[1](1)をご覧ください。

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