3年やって届かなかった数学が、3ヶ月で完了した。 | Miz'Lab 高校数学のツボ|癒しと再起動の数学伴走

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中高一貫校生のための個別指導と伴走で自信と実力を育て、「苦手」「できない」を変えていこう。

30歳くらいの女性の、高卒認定試験の対策授業をやったことがあった。
大学に行ってみたくなって、そのために高認が必要なのだけど、数学だけが3年予備校に通っても取れないって困っていて。

 

その生徒さんは明るい人で、楽しく話してはいた。
でも、笑いながらも「もう取れないのかも」って言ったりしていたから、めげかけていたんだと思う。

 

初回の授業で、予備校ではこうでこうで…こういう話をして…もう全然わからなくて…って言っていて。
よく聞いてみると、授業のすべてを同じ重要さで理解して頭に入れなくてはいけないと感じて、ムリ!ってなっていたようだった。
ちゃんと聞いているけれど、全部が重要に思えて膨大で途方もなく感じる、と。
頑張る気はある。でも何をどう頑張ればいいのか見えないと話していた。

 

過去問を見る限り、全てを網羅的に厳密に理解しなくても大丈夫ということ。
今の状態で、そこまで厳密に理解しようとしたら、かえってキツイだろうということ。
だから、全体像と重要ポイントを整理して、何を分かっておきたいのか?、それを使って何をしたいのか?をクリアにしていった。

 

そして授業で得たことを、どうやって自分のものにして使いこなせるようにするか。
受験までの大きな流れを見た上で、「じゃあ今、何をする?」まで落とし込む。

「ゴールはあっち。今ここにいる。この道全部を踏破する必要はなくて、まずここまで行こう。そのために今これを身につけよう」
そうやって見通しをつくることも、私の伴走のかなり大きな部分。

 

彼女に必要だったのは、受ける授業を増やすことではなくて。
目標から逆算して全体を整理し、今どこを理解して、何を練習すればいいのかを見えるようにすること。
そこがクリアになったら、自分でしっかり練習していって、なんと3ヶ月で合格した。
そもそも本人はちゃんと頑張る気はあったわけだから。

 

これで、行きたかった大学を目指せる、
次のステップに進める…と、とても喜んでいた。

 

…そして。
こういう経験を何度も何度もしてきて、授業の外にある部分の設計を、ちゃんと仕事としてやりたいと思うようになった。
1週間168時間のうち授業が90分なら、残り166時間30分ある。
その全部を勉強するわけじゃないけれど、学習が前に進むかどうかは、授業を受けていない時間に何をどうやるか?にかなり左右される。

 

生徒の様子を観察する。
目標を確認する。
現在地を見る。
ボトルネックを見つける。
必要な学習を組む。
本人が実行してみる。
経過を見る。
うまく回らなければ調整する。

 

授業で得たものを、目標までつながる学習行動に変換する工程が必要で。
学習そのものを設計して、実際に回るところまで調整する…そんなオンラインでの伴走を始めている。
授業外だからサブ、ではなく。
学習というシステム全体から見れば、こちらも重要な本体。

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