この日は管理職の代理として、某教育会社主催の
研修会に参加してきました。
会場を大きく間違えてしまい、迷子になったのは内緒です。
テーマは「探究」。
私も興味があるテーマです。
学校全体で取り組んでいたり、「中高一貫」のテーマとして取り組んでいたり、
卒業論文やSDGs…など様々な取り組みをされている学校が多いと思います。
探究は「自分で考える」良い機会なので、たった1つの答えを追い求める
今の「授業」より「面白さ」を感じます。
私も実は「探究」っぽいことには取り組んでいて、
同会社様の研究会に登壇しことがあります。
https://ameblo.jp/math-learning/entry-12448939257.html
今思えばお恥ずかしい。
今回は腹落ちしたことを紹介します。
探究で悩んでいたのは「生徒から多くの意見が出ないこと」でした。
「さあ、書いてみよう」と言っても、書かない。
というか、書けない・自分の頭で考察できない。
すると授業のテンポが止まるのです。
どうしたら書いてくれるか。
それは比較できるものを用意すること
とのことでした。確かに、0から1を生み出すのは
ものすごくハードルが広いか。
だから全員1つずつ書くようにして、紙かロイロノートのような媒体で提出させることで、
様々な意見を可視化して、「自分の意見と比較」できるようにします。
すると様々な意見が出てくるようになるようです。
そうか、比較がキーワードか。そういえば比較対象物を用意していなかったな。
ただ「書かせる」「やらせる」ではなく、様々なものと自分のものを比較して、
どちらが良いか、もしくはその差は何かを考えさせることも学習だな、と思いました。
これであれば自分でも真似できそうです。少しでもやってみたいな、と思います。