広島、親子算数セミナーでは、小学校1年生から5年生まで
たくさんの子どもたちと一緒に算数を楽しむことができました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
今回のセミナーでは、
算数の楽しさや不思議さ、感動をお伝えしたい
と思い教材を作らさせていただきました。
具体的には、
・紙を貼ったり切ったりして図形に親しむ
・規則性を意識して計算の感覚をつかむ
・自然と算数(数学)の関わりを感じる
をテーマにして、セミナーを行わせていただきました。
講座中、
「ドーナツとコーヒーカップは同じですか?」
という問いかけをさせていただきました。
突拍子もない質問のように思えますが、
今回のセミナーではこの問いかけを、
ぜひ入れたいと思っていました。
それは、
「子どもたちに数学の本質を伝えたい」
というまっちゃん先生の想いがあるからです。
この問いかけの答えは、
「連続的に変形すれば同じになる」
ということです。
あまり算数(数学)のように感じられないかもしれませんが、
実は、
数学のトポロジーという分野の本質の1つを表しているのです。
数学のトポロジーという分野では、
「連続変形できる図形は同じとみなす」
という立場をとります。
これは大学の数学科で習う内容です。
このような数学の本質を、難しい言葉を使わずに、
興味深く伝えることはできると、まっちゃん先生は考えています。
ですから、
何気ない問いかけや教材の背景に数学の本質を込めて、
算数の楽しさや不思議さ、美しさを、子どもたちに伝えたい
と まっちゃん先生は思っています。


