back numberのインディーズデビューミニアルバムです。
収録されている全7曲に彼らの初期衝動が余すところなく詰め込まれています。
すべての曲から恋愛の悲しみが伝わってきます。
しかも、行き場のない想い、やるせなさ、辛さ、苦しさ、などのどうしようもない気持ちで溢れていて、聴く者の胸を打ちます。まさにback numberの原点だと思います。
別れの曲が多く、好きな人を想うピュアな気持ちに涙がこぼれそうになります。
そして、
「どうしてこんなに切ないのだろう」
「どうしてこんなことになたのだろう」
「そうしてもっと大切にしなかったのだろう」
など、恋愛についていろいろと考えさせられます。
『逃した魚』は、作詞の清水さんの恋愛に対する深い悲しみが伝わってくるような心に響くミニアルバムです。
補足ですが、隠れトラックにback numberがFMラジオ(FM TARO)でやっていた番組の一部が収録されていて、彼らのラジオを大切にする姿勢には好感がもてます。