槇原敬之 『君は誰と幸せなあくびをしますか』 | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

お皿にのった目玉焼きとあくびをしているマッキーの姿がなんともほほえましい、幸せな雰囲気がただよったジャケットのセカンドアルバムです。

 

 そんな幸せな雰囲気とは裏腹に、内容的には、非常にデリケートな内面的な印象がこのアルバムにはあります。

 

 ファーストアルバムにはなくて、セカンドアルバムにはあるものとして、マッキーには珍しく、主人公から彼女へ別れを切り出そうとしている曲が2つあります。それは、「満月の夜」と「EACH OTHER」です。マッキーの成長を感じます。

 

アルバム全体を通して、別れの曲がやや多いように思えますが、もちろんそれだけじゃありません。「僕の彼女はウェイトレス」は幸せな雰囲気が伝わってくるような曲です。

 

Necessary」は、「どしゃぶりの雨の中 君を強く抱きしめたとき 君の肩は小さすぎて ずっと僕が守っていくから」となんとも映画のような、情景の浮かぶ曲です。

 

アルバムの最後を飾るのは、大ヒットシングル「どんなときも。」です。

 

夢を諦めそうになったときや、落ち込んだときにこの曲を聴くと、本当に励まされます。