お皿にのった目玉焼きとあくびをしているマッキーの姿がなんともほほえましい、幸せな雰囲気がただよったジャケットのセカンドアルバムです。
そんな幸せな雰囲気とは裏腹に、内容的には、非常にデリケートな内面的な印象がこのアルバムにはあります。
ファーストアルバムにはなくて、セカンドアルバムにはあるものとして、マッキーには珍しく、主人公から彼女へ別れを切り出そうとしている曲が2つあります。それは、「満月の夜」と「EACH OTHER」です。マッキーの成長を感じます。
アルバム全体を通して、別れの曲がやや多いように思えますが、もちろんそれだけじゃありません。「僕の彼女はウェイトレス」は幸せな雰囲気が伝わってくるような曲です。
「Necessary」は、「どしゃぶりの雨の中 君を強く抱きしめたとき 君の肩は小さすぎて ずっと僕が守っていくから」となんとも映画のような、情景の浮かぶ曲です。
アルバムの最後を飾るのは、大ヒットシングル「どんなときも。」です。
夢を諦めそうになったときや、落ち込んだときにこの曲を聴くと、本当に励まされます。