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数学がわかるための思考。②

では、「逆算して考える力」とは何か。

これって実は、生活の中で、無意識の内にできてしまっていることをご存知でしょうか。
例えば、どこかに出かけるとき。
「目的地に○時に着く」予定を立てたら、何を考えますか?
その時間に着くために、時間を逆算して起きる時間や出発する時間を決めるはずです。


数学も同じこと。方程式で説明してみましょう。
問題: 「2x+9=11 を解け」    ゴール:「x=○ になること」

逆算して考えましょう。ゴールは「x=○」なので、
まず、「2x+9=11」の『+9』がジャマです。
だから、9を引きましょう。ただ、等式なので、11からも9を引きます。

式は、「2x+9-9=11-9」 になります。

すると、「2x=2」になります。
ゴールは「x=○」なので、2xの2がジャマです。
(2xとは、2かけるxという意味です。)
2とxをかけてあるので、かけるの反対は割るなので、2で割ります。

式は、「2x÷2=2÷2」
よって、「x=1」とゴールにたどり着きます。


ここにあるのは、「等式の性質」とよばれるものですが、これを使おうと思うと難しくなります。
「ジャマだから」使えるものとしての道具にしてしまえば、覚える必要もありません。
問題数をこなせば、公式は自然と身につくものなのです。