正解主義に疑問を持つ世の中になってきた | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

先日の日経の朝刊の1面に

興味深いキーワードが沢山載っていた

 

識量、論理思考ではAIに勝てない。自分なりに考えて挑戦する若者を育てたい

革新を生む人材を育てるには学校教育とは別の種をまくべきだという問題意識は共通

高校数学の範囲内での証明にこだわった。途中何度も挫折したが、新しいことを見つけるならそれが当然だと思う

価値創造につながる失敗は『良い失敗』だ。その欠如が日本の行き詰まりの根底にある

 

また、

政府の総合科学技術・イノベーション会議は昨年4月に公表した教育・人材育成に関する

政策パッケージで訴えた言葉が。

「同調圧力と正解主義は価値創造やイノベーション創出の最大の敵」。

国自身の反省の弁と書かれていた

 

La C Loでもずっと訴えてきた

考える力、行動する力、失敗をよしとする力、最適解を探せる力

自らがどう動けるか

いよいよ時代もその流れになってきたと言える

 

しかし、現実まだまだ

大人の意識が旧態依然のままのため

同調圧力と正解主義がはびこっている

 

これを打破しない限り

もうこの国の未来は描けない

 

今の子どもたちがどう育つかで

決まってくる

 

コロナの3年間の体験で、

旧態依然の価値観が崩れると思ったが、

教育された同調主義、正解主義は

なかなか覆らなかった

むしろ悪化したのかもしれない

 

不安定だったからこそ安定したい

という反動もわかるが、

安定なんてそもそもないことに

早く気づきたい

 

「どうしたら気づく人が増えるのだろう?」

 

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