Visionは定期的に発信しないといけないと思っています。
繰り返し伝えていたとしても、きちんと伝わっていないこともよくあります。
今年度のリーフレットに書かせていただいた想いです。
新型コロナウィルスがきっかけで、従来の最適解(いい学校、いい会社に行けば一生安泰)が通用しないことが明確になった今。私たちには、時代の流れを見据えて、柔軟に変化できる力、自分で考えて切り拓く力が求められています。
豊かになりすぎ、便利になりすぎた今の社会。何でもかんでも依存して、そこに行けばなんとかなる、お金を出せばなんとかなる。そうやって、そのときの楽をとって、自分で考える機会を逸しているように思います。これではもう持続不可能に
なってしまいます。
足るを知り、目先の利益や旧態依然の価値を追い求めるのではなく、社会課題と時代を見据えた幅広い視点を持ち、自分軸と未来の社会に生きる力を備えた、主体的で心豊かな人たちを育みたい。そのために、まずは大人が変わり、輝いて生きる。その姿を在り方で伝えることで、子どもも輝き、未来も輝く。
これからも次世代を健全に育成していくために、将来に生きる力をもった人を育成するために、想いを共にし、共に育ち合いながら、共に場を創って参ります。
根幹は、2009年にこのプロジェクト活動をスタートしてから変わっていません。
最初は、自分の中でも迷いがあったところはあります。その頃は、この考え方は早かったのかもしれません。
一般社会通念とは異なっているので。いろいろな場面でたたかれることがありました。
もし、それで自分が迎合していたら、今はないと思います。
でも、この想いを決して曲げることはありませんでした。
説得してみたものの、理解は得られなかったため離れていただいた方もいます。
賛同してくださっている皆様を裏切るわけにはいかない。
よりVisionを実現しなければいけないという使命感が増したように思います。
新しい時代に入り、このVisionも受け入れられるようになってきました。
ただ、新しい時代になったからこそ出てきた社会課題があります。
ITやAIといったものが進化を遂げて、
人とは?という根幹を揺るがすことも急激に増えてきました。
ずっと考えてきたことを形にする時が来たと感じております。
受け入れられるかは未知ですが、もう残された時間がありません。
15年目を迎える来年、新しいチャレンジをします。
詳細は後日改めて。