研修に参加しました | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

令和3年度「子供・若者育成支援のための地域連携推進事業」

中部ブロック研修会

に参加いたしました。

 

オンラインでの研修でしたが、

非常に有意義な時間でした。

 

内閣府からは、

新たな「子供・若者育成支援推進大綱」のお話しがありました。

 

キーワードは「居場所」。

「全ての子供・若者が自らの居場所を得て、成長・活躍できる社会を目指して」

が副題。

 

・居場所がなくなってきていること

・居場所の数と自己認識(自己肯定感、今の充実感、将来への希望、チャレンジ精神、社会貢献度)は比例すること

・幸福度(child well-being)の低さ 特に精神的幸福度は37位/先進国38カ国中と低い

 また、生活満足度や社会的スキル(非認知)も圧倒的に低い

・児童虐待、いじめ、自殺、いじめの数、SNS被害、若年無業者が増えているが、地域づきあいは減っている

 

課題が山積しています。

そのために支援が必要になってきます。


また、子どもの力をどう活かしていけるかもポイントですが、机上で言っているだけでは変わらないので、実践に移すことが必須ですね。

 

その後の日本財団の方のお話しは、刺激的でした。

標語だけでは意味がない

座学だけでは意味がない

具体的な実践がない限り変わらない

 

縦割りではなく、

多様性を受け入れられる仕組み作りが必要であるという

お話でした。

 

支援するというだけでは、

意味がなくて、

どう支援するかを具体的にする必要があることを

改めて確認できた時間でした。

 

「人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役にたつこと、
人から必要とされること、
働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだ。

私はその愛までも得られると思う。」

という、大山泰弘氏の「働く幸せ」のお話しも

とても共感できるものでした。

 

いつも思うのですが、

支援が必要な方には支援サービスが多数存在していますが、

支援が必要でない方には、ちょっとしたことがあっても支援サービスは受けられません。

支援が必要な状態に転じないように、どんな人にも居場所が必要で、

幸福度を高めることが求められています。

 

今後の活動においても、

より重要なキーワードになりそうです。

 

「働く幸せとは?」