権利について考えました | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

NPO法人親育ネットワークの月1講座「子ミュ力ゼミナール」でした。

第73回のテーマは「『子どもの権利』を親育白書から考える」。

代表理事の黒田が担当しました。

 

法人の拠点である

愛知県日進市には「未来をつくる子ども条例」という素敵な条例があります。

当時学生と大人がワークショップを通じて一緒に創ったもの。

ここの前文には、子どもたちの言葉が書かれています。

 

よく読む機会があるのですが、

読むたびに考えさせられます。

 

私たち大人は、

子どもの権利を守る行動をできているだろうか?

と。

 

子どもの権利が認められている世の中であれば、

このような条例は必要ないはず

 

しかし、現状子どもの権利がないがしろにされがちだし、

当の子どもも権利のことを知らないため、

条例は必要なのだと思います。

 

その前文の中にも書かれている言葉。

「私たちは知ってほしい。守られていない権利があることを。」

これがすべてを物語っています。

 

そして、子どもの権利として10個定められていますが、

アタリマエだと思うことがアタリマエでないから

権利として上がっているわけです。

昔の環境でアタリマエにできていたことが、今はアタリマエにできない現状があります。

 

もっとこうしたい

ここが変じゃない

 

素朴な疑問が子どもたちにあっても、

あたかも正論かのごとくに押さえつけている場面が

あるのだと思います。それは「親育白書」の中からも

読み取れるところがありました。

 

今こそ、大人の在り方が問われますね。

互いの成長のために、できることを一生懸命やることが

大切なのかも知れません。

 

ご参加頂いた皆様からも、「権利」についての考えや感想などを

共有して頂き、有意義な時間となりました。

 

次回は、10月16日(土)15:00-16:00です。第74回のテーマは

「『教えない教育って?』家庭教育で必要なこと」。副代表理事の山上敏樹がお届けします。

 

「子どもの権利をどう啓発しますか?」

 

※NPO法人親育ネットワークでは
親の育ちの重要性を発信するために「親育白書」を作りたい
クラウドファンディングPJ始動!
 9月7日(火)10:00~10月26日(火)23:00まで
 ぜひ私たちの想いを知ってください。
 https://readyfor.jp/projects/oyaiku