子どもの権利を考えました | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

令和2年度日進市市民自治活動推進補助金事業

「共育で大切なことって何だろう?2」

の初日でした。

ここから12月、1月と3テーマで行って参ります。



初日は「子どもの権利」って知ってる?

がテーマ。

 

にぎわい交流館 館長 寺田裕美さん

子どもと落語 実行委員会 代表 くろだまいこさん

愛知高校2年生 井上創太さん

の3人の講師をお迎えし、それぞれのお立場でお話し頂きました。


市民活動に長年携わっていらっしゃる寺田さんは、

日進市未来をつくる子ども条例の策定にも関わっていらっしゃいましたので、

策定の経緯や当時の様子、子どもたちの力について語って頂きました。

 

くろださんは、日常生活の中で、まわりの親子関係等で疑問を感じることがあったことから

この条例に興味関心を持たれて、昨年は、子どもたちに知ってほしいという想いから

補助金事業で小冊子を作成されました。

 

なお、今年は、11月21日(土)に

「おとなも子どもも寄っといで!みんなで楽しむ落語会」(日進市未来をつくるこども条例啓発イベント)

場所:日進市立図書館視聴覚ホール

を主催されます。

 

 

井上さんは、小5の頃に名古屋の子どものまちに参加したことがきっかけで、

他地域の子どもたちや多様な大人と関わることに楽しさを感じ、

今は、人との繋がりを大切にしながら、様々なプロジェクトに関わっているスーパー高校生です。

 

インタビューの後、

当時の小中学生の言葉で書かれた条例の「前文」を読み合わせ、

日進の子ども条例の中にある子どもの権利10項目でこれは大切だなと思うものを

理由と合わせて皆様にシェアして頂きました。

 


最後は、子どもの権利を守るためには、周りの大人や行政、地域のかかわりが欠かせません。

大人が権利のことを理解し、どのような環境を創っていくかが問われています。

現状は、この条例のことを知らず、知らず知らずのうちに権利侵害をしていることがあると思います。

大人が子どもをー人の個として尊重することは当然のこと、

大人も含めた全ての人が一人の個として尊重されることが求められています。

 

思うこと、知ることは簡単ですが、

一人一人で自分の出来る範囲から行動することが

大切なんだと改めて思った有意義な時間でした。

 

講師の皆様

参加者の皆様

本当にありがとうございました。

 

次回は、12月5日(土)10:00-12:30です。

2回目のテーマは「発達段階に応じた育ち」って知ってる?です。

 

「子どもの権利を守るために何が出来ますか?」

 

※NPO法人親育ネットワークでは、アンケート調査を開始。
1年以上かけて内容を話し合ってきました。
調査分析結果を踏まえて世の中に提言をしていけたらと思います。
1000件が目標ですので、ぜひご協力をお願いいたします。

親育に関するアンケート
https://free317.dipsurvey.net/416457?lang=ja