持たせる責任 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

日進市青少年健全育成講演会

に日進市青少年問題協議会委員として

出席いたしました。

 

一般社団法人全国ICTカウンセラー協会の

安川雅史先生による

「ネットいじめ・ネット犯罪から子どもを守る」

がテーマ。

 

安川先生のご講義は以前

様々なテーマで何度か受講しており、

その都度考えさせられるものばかりで、

学びが多くありました。

 

今回は久しぶりにお話しをお聞きし、

最新のネット事情を踏まえた

事件の事例をいくつか伺い、

お話しに聞き入ってしまいました。

 

ネットは便利な部分もありますが、

負の部分もたくさんあります。

その両面を知った上で、

上手に使っていくことが大切です。

 

コミュニケーションの大半が

ネット上になっている現状があります。

友達や恋人もネット上なんてことも

増えています。

 

しかし、相手の顔が見えないことは

怖いことであり、

自分だけは大丈夫

うちの子に限っては

という気持ちから

会ってしまったがために事件に巻き込まれる

ことも後を絶ちません。

 

また、よかれと思って動画をUPしたり、

人を誹謗中傷する記事を投稿したり、

することで、自分が加害者になってしまうことも

あります。

 

最近は、

自分がやられていやなことを相手にやらない

という道徳心が失われている部分もあり、

とても危惧しています。

 

子どもにスマホ、ゲームを持たせて、

使い方に頭ごなしに怒ったり、

取り上げたりすることもよくある話ですが、

子どもの気持ちには立っていないこともあります。

自分のことを棚に上げてはいけません。

持たせる責任があります。

 

私たちは人です。

AIにはできないことがあるのです。

 

今だからこそ、

心と心の通じ合うコミュニケーション、

リアルなコミュニケーション、

つまり

相手の空気感を感じながら、

声や表情を見ながら対話をすることを

大切にしたいものです。

 

貴重な2時間でした。

 

「情報モラル教育をどう取り入れていきますか?」