佐藤一斎の言葉
「小児を訓うるには、苦口を要せず。
只だ須らく欺く勿れの二字を以てすべし。
これを緊要と成す。」
<解釈>
子どもを教え戒める場合には、
耳の痛い忠告は必要ではない。
ただ、人を欺いてはいけないというだけでよい。
これが極めて大切なことである。
あれしなさい
これしなさい
なんで○○しないの
と1日に何回言っているだろうか
これを何回も1日に聞かされたら
うるさいなー
と反発になりかねない
ついつい言ってしまいがちだが、
「それは、その子に視点に立っているだろうか?」
と私自身に問いかけてみると、
多くの場合は、
私がしてほしいことで、
子どもは望んでないことかもしれない
何のためにという理由も
やらせたいからというこちらの意図見え見えの
子どもだましのようなものは
意味を成さない。
そんなことは子どもは見抜いている
ひょっとしたら目の前の子どもの行為行動は、
私を投影しているだけ
なのかもしれない
佐藤一斎のように
どういうときに戒めるのかを決めておくと
いいのかもしれない。
「その発言は、その子の視点に立っていますか?」