活動の中で、畑で野菜を育てたり、
田んぼで米づくりをしていますが、
最初は、手をかけていかないと周りの環境に負けてしまいます。
一生懸命、愛情を注いで守ってあげて、
ある程度成長したところで、少しずつ手放していき、
自立させていくと、立派な実をつけてくれます。
農作業をしていると、
子育ての課程と同じように思うことは多いです。
愛情をたっぷり注ぐときに
たっぷり注ぐことがとても大切なことです。
特に生まれて間もなくの
エリクソンの発達段階でいう「乳児期」に
「絶対的安心感」を獲得できるように
していくことが求められます。
しかし、
孤立して子育ての仕方が分からない
なついてこないので、かわいく感じない
ママが自分事にとらわれて、心から関わっていない
等があると愛着障害に繋がりかねません。
最近聴いた話ですが、
授乳中に、ママがスマホの画面に集中していて
赤ちゃんと目を合わせないということがあると
赤ちゃんは自分を見てくれていないという不安感が生まれ
愛着障害に繋がるそうです。
これにはびっくりしました。
この話、乳児期だけではなく、幼児期にも
子どもがおとなしくなるから、
自分のことがしたいから
という大人の都合で、
スマホでYouTubeを見せていたり、ゲームをさせたり、
しています。
こういったことも、
一緒に遊んでほしいときにかまってくれないために、
子どもの中に孤立感が生まれると共に、愛情が不足し、
状況によっては、先般病気として認定された
「スマホ障害」に知らないうちになってしまっているという
危険性もあるのです。
必要な時期に、
愛情をたっぷり注ぐ、
一緒に何かをする、
子どもをよく見て、いいところを認めてあげることが、
とても重要です。
子どもの頃の愛が不足していたために、
大人になっても愛を求めて、依存にならないように
していきたいものです。
「必要な愛を存分に注いでいますか?」