昨日は、
一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会主催の
第11回ひきこもり・不登校支援特別記念講演に参加し、
お二人の先生のお話を通して学びを深めて参りました。
ひきこもりについて5080問題が
よく言われていますが、
40才以上のひきこもりをふくめると
100万人を超える人数がいるという
現状がありました。
年々、不登校・ひきこもりが増えているように
感じます。
社会システムは大きく変わりましたが、
大人がシフト旧態依然の価値観から脱却出来ていないため
子どもとのアプローチの仕方だったり、
教育の仕組みが
昔と変わっていないのは
やはり弊害になっているのが否めないように感じました。
特に印象に残ったのは、
愛について。
エリクソンの発達段階を踏まえて
子どもに対しての愛はどのようなものである必要があるかということ。
子どもに対して
条件付きの愛ではなく、
無条件に、無償の愛を注ぐこと
テストの点数がとれると認める
いい高校、いい大学、いい会社に入れば認める
といった条件付きの愛は
子どもも、大人も苦しめることになる
発達段階はやはり大きく
乳児期の絶対的安心感を達成する時期に
どれだけ愛が注げるかが
その後の人生を大きく左右する
でも、
そのときの愛が不足していたとしても、
あとから取り返すことが学術的にもできるということだから、
無条件の、無償の愛をどんどん注いであげたい。
親だけではなく、周りの大人が、
その子の心を満たしてあげられれば
その子は、動き出す。
大きなエネルギーだ。
事例もふんだんに盛り込まれており、
今後のアプローチにおいて
たくさんのヒントをいただけました。
次回の親育ネットワークの講座は、
エリクソンの発達段階を踏まえた親育法についてがテーマ。
この学びも含めて、皆さんと一緒に考えていけたらと思います。
「その愛は、無条件ですか?」