中3は、夏に学んだことの到達度テストを行いました。
このテスト、授業で扱った問題と全く同じ。
それをずっと前から予告していました。
でも、実際テストをすると、
うまくいかないことに気づきます。
一つのものを深掘りせずに、
やみくもに量をこなすことに躍起になっていると、
いつのまにか作業になってしまう。
その場でわかったと感じた後に何もしないと
忘れてしまう。
これらに気づいて、
せっかく学んだことを
自分のものにするためには
反復が大切。
自転車に乗れるようになったことと同じように。
それを体感してもらうために、あえて
数字も全く変えず同じ問題を出すことにしました。
答えを覚えることではありません。
どうしたらその答えが導けるのか。
どういう点に気をつけなければいけないか。
どうしたら、自分のものにできるか。
そんなことを考えて行動することが、
成長に繋がります。
失敗してもいいのです。
そこにはすごい宝があるのですから。
さて、学校から出る夏の冊子。
学校によって答えが配られたり、配られなかったり。
で、配られなかったところに対して
塾が答えをコピーして配っているなんて話を聞きました。
びっくりしました。
これは全く子ども達のためになっていない。
何でも与えて、楽をさせて、その場限りの喜びや甘えが
積み重なることが、あとあと大きく響くことに全く気づいていない。
どんなことでも、自分のものにするためには、
自分でアクションを起こすしかないのです。
「反復していますか?」