自己肯定感 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日の子育てコミュニケーションの中でも
ご紹介した、中日新聞の日曜版に
「聞いていますか 子どもの声」
という特集の中で、様々なデータが掲載されていました。

・自分を認めてほしい
・話を聞いてほしい

この文字が目に飛び込んで来ました。

15歳の子で「孤独を感じる」と答えた割合は、
日本はダントツで、29.8%。
約3人に1人に上ります。

自分に自信があるかという問いにたいしては、
年齢が上がるごとに低くなっています。

また、褒めてほしい、話を聞いてほしいなどの
親との関わりを求めているデータも出ていました。

子どもが生きにくい社会を大人が作ってしまった
んだと思います。

乙武さんの著書で「自分を愛する力」というものがあります。
FBでたくさんの人に紹介してもらった本。
ここには、乙武さんが明るく生きられる理由が満載で、
自己肯定感がどのように育まれたかが随所に織り込まれています。

どのような環境で育ってきたのかに注目していくと、
先の中日新聞のデータに出ていた
子ども達の悩みや本音の部分が出てくることがない環境
だったということがわかります。

その子の個を尊重し、その子の得意なことを
どんどん伸ばしてあげられるようにすることで、
その子はどんどん輝きます。
それがたとえ周りにとってはきついものであっても
本人は好きだから、そんなことを苦にはならず、
進んでやる。だからもっと伸びる。
そうすることで、自己肯定感がどんどん育まれると思うんです。

欠点にフォーカスを当て、それを改善させることに
力をすすぐのではなく、いいところを見つけて、
そこを伸ばせるよう応援していきたいですね。

「自己肯定感をどう育みますか?」