大人も子どもも同じ | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

新年度が始まり、目標設定ワークを行う週になりました。
こういうワークに取り組むときは、あえて大人が取り組むものと同じものを
使って書いてもらいます。

なぜか。

それは、子どももきちんと書けるから。
むしろ大人よりも書けるかもしれません。

変な常識にとらわれすぎていて、
よく書かなければいけない
といったプライドが邪魔をすることが
あるのかもしれません。

目標や目的といったものは、その人自身が持っているもの。
人がどうこう言って決めるものではありません。

だから、それを信じて書いてもらいます。
もちろん、すぐに書けない子もいます。
そういう経験を積んでいないと。
でも、すこしでも書ければそれはすごいこと。

回を重ねるうちに、書けるようになるんですね。
思考が否が応でもそちらに向かうから。

人は答えを探したくなるもの。
だから、わからないのは苦しい。

でも、ここで周りがあれこれ先回りして助けてしまうと、
考える力をつけることができなくなってしまいます。

多少苦しくても、時間はかかるかもしれないけど、
ふとしたときに見つかることがある。それを待つことも大切です。

そしてせっかく決めたのであれば、行動に移してほしいと思います。
行動するかしないか、その目的・目標が本物かどうかはそれで
判断できますね。

「目標を決めて、行動をしていますか?」