新年度が始まり、目標設定ワークを行う週になりました。
こういうワークに取り組むときは、あえて大人が取り組むものと同じものを
使って書いてもらいます。
なぜか。
それは、子どももきちんと書けるから。
むしろ大人よりも書けるかもしれません。
変な常識にとらわれすぎていて、
よく書かなければいけない
といったプライドが邪魔をすることが
あるのかもしれません。
目標や目的といったものは、その人自身が持っているもの。
人がどうこう言って決めるものではありません。
だから、それを信じて書いてもらいます。
もちろん、すぐに書けない子もいます。
そういう経験を積んでいないと。
でも、すこしでも書ければそれはすごいこと。
回を重ねるうちに、書けるようになるんですね。
思考が否が応でもそちらに向かうから。
人は答えを探したくなるもの。
だから、わからないのは苦しい。
でも、ここで周りがあれこれ先回りして助けてしまうと、
考える力をつけることができなくなってしまいます。
多少苦しくても、時間はかかるかもしれないけど、
ふとしたときに見つかることがある。それを待つことも大切です。
そしてせっかく決めたのであれば、行動に移してほしいと思います。
行動するかしないか、その目的・目標が本物かどうかはそれで
判断できますね。
「目標を決めて、行動をしていますか?」