今朝の新聞の「思春期ストレスで精神疾患」という見出しに目がとまりました。
名城大学薬学部のグループがマウスの実験で突き止め、発表したとのこと。
記事によると、
思春期に受けたストレスが、遺伝的要因と作用しあって、成長後にも影響し、
うつ病などの精神疾患を引き起こす。だから、子どもをストレス社会に
置くことは問題があり、早急に対策を講じるべき。
遺伝的要因とあるので、精神疾患を引き起こしやすい遺伝子を持つヒトの
家系では、うつ病や薬物依存が多発することが知られているが、
今回の研究で、それだけが原因にはならないことがわかり、若い時の
環境次第で、精神疾患を防ぐことができると説明する。
家庭環境はとても大切だとつくづく思います。
親や周りにいる人の影響は子どもに大きく影響する。
たくさんの子どもたちを見てきましたが、大丈夫かなと
心配になる子どもの親を見ると、ここに大きな原因があるなぁ
と感じることがたくさんありました。
子どもたちを取り囲む環境が、子どもたちにとって、
居心地のよいものになるように、かかわる大人たちが
工夫しないといけないかもしれませんね。