果たして? | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

こんなニュースがありました。

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文部科学省は11日付で、小学4年と中学2年を対象とした2011年の国際数学・理科教育
動向調査(TIMSS)の結果を公表した。

日本は算数と数学がともに5位で、理科は小中とも4位。
トップは算数と中学理科がシンガポール、数学と小学理科が韓国で、
アジア勢が上位を占めた。

50カ国・地域の小学生と、42カ国・地域の中学生が参加。
国際平均が500点になるよう調整し、日本の小中は558~585点だった。

算数と中学理科は前回07年から順位を一つ下げ、他は前回と同じ。
一方、平均得点は中2数学を除き4~17点上昇した。
高得点の子供が増えており、同省は「学習内容を増やした新学習指導要領などで
学力は改善傾向にある」としている。

意識調査では、「勉強は楽しい」「好き」が前回より増えたが、
国際平均を上回ったのは小学理科だけで、他は3~27ポイント低かった。
「授業が分かりやすい」と答えた割合も、全て国際平均より低く、
中学理科は14ポイント差が出た。理数関係の職業に就きたいと考える
中2は国際平均の3分の1しかおらず、
4月の全国学力テストで判明した「理科離れ」が改めて鮮明になった。
(時事通信より)
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問題を見ていないので、いろいろ論じることはできませんが、
各国で指導内容が異なるため、単純に同一テストで比較することが
できるかどうかは難しいのかもしれません。

得点は上がっていても、意識の部分は国際平均を下回っているのを
見ると、これもどうなのかなって思います。

点を取るのが先か、楽しいって思う方が先か?

どちらが先がいいかはいろいろ考え方はあるでしょう。
僕はまず楽しいって思えた方が、その後に点はついてくるでしょうし、
将来に繋がっていくような気がしてなりません。