昨日、キャリア教育についていろいろ意見交換をする時間がありました。
キャリア教育はここ10年ぐらいの歴史は浅いもの。でも、ここまで広がってきたのは、
社会のニーズがあるからだと思います。
一昔前は、いい学校、いい会社に行くというのがいいことだという価値観でした。
日本が成長を続けた時代、雇用もあり、安定もしていたからですが、
もうこれは崩壊し、会社の平均寿命は10年を切ったとも言われている時代。
「いい」の考え方を変えないといけない。
キャリア教育をどう捉えるかは、いろいろあるとおもいますが、僕は、
・自分を知ること(価値観、性格等々)
・その上で、夢や目標を実現するためにどういう人生を歩むかを考える
ことかと思います。
ここで大人がどういう役割を果たすかといったとき、あれこれ教えることではなく、
先のことを考えるきっかけをつくる最低限のことを伝えた上で、自分で考えて、
自分で答えを導くことではないでしょうか。
実は、大人もこのキャリアが見えていないことが多いのかも知れません。
大人も子どももキャリアに向き合うことを避けずに、考えることが求められています。