より掘り下げて | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

目標設定や、テストの振り返りを行ってもらうために、コーチング的な質問を並べて、それに答えてもらっています。
それを見ていると、「もっとがんばる」、「たくさんやる」などという言葉がよく書かれています。

そうしたときには、突っ込みます。
「もっと何をがんばるの?」
「『もっと』ってどれぐらい?」
「『たくさん』ってどれぐらい?」
「何と比べて?」
などなど。

省略されているものを明確にしてあげたいわけです。
どうしても抽象的に書いてしまいがちで、「もっとがんばる」「たくさんやる」は出てきやすい台詞。

おっしゃるとおりなんですけど、これでは具体的に動けない。
自分でもきっと分かっていないんです。

具体的な方法論をもって、自分で実感でき、行動できないと意味がないから、つっこんで掘り下げをしていきます。

こういったツッコミをすると、重箱の隅をつつく感じで、いやな感じがするかもしれません。

たとえば、お姑さんが、指で掃除のしにくい棚の上なんかをスーッとなでて、その指先をお嫁さんに見せながら、
「○○さん、まだこんなに汚れていらっしゃるわよ。」っていう感じでしょうか(笑)

昨日も掘り下げをしていったら、こどもから「突っ込むね~」と突っ込まれました^^

僕は、そういう場面では姑役になって(愛情たっぷりの姑ですよ。)、子どもたちが前に少しでも進みやすくするように
サポートしてあげられればと思います。