嘘を考える | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日届いた、プレジデントの特集が「女に嫌われる女、男に嫌われる男」というもの。いろんなデータが載っていて、その中に嫌われる話し方の項目があって男女ともに「嘘をつく」に嫌悪感を抱いたり、多少イラッとする人の割合が一番に上がっていました。


僕が授業をするときは、基本的に素でやることを心がけています。昔、よく演技をしろと言われましたが、いろんな人の授業を見ていて、素で喋っていない人は僕の中には違和感を感じていました。本当の自分を偽っても、子どもには伝わっているような気がしてならない。普段とのギャップがあればあるほど。ある意味嘘なのかなって。


とはいえ、これは僕の考えで、皆がどう捉えているかはわからない。


ついていい嘘、悪い嘘。


これを区別するのも難しい。


人によってとらえ方が違うから。エイプリールフールで、笑って済ませられるようなものはついていい嘘だと思いますが、NHKのTwitterで上げた嘘は、捉え方がわかれましたよね。エイプリルフールなんだからという人と、それはいくら何でもだめでしょうという人。


病気を本人に告知するかどうかというのも難しい。

自分の体は自分が一番わかるだろうから、嘘をつかれていることが分かっているけど、分かっていない振りをしているんじゃないかって思ったり。周りは本人のためと言うこともあるでしょうが、それが本人のためになっているかどうかは、本人じゃないと分からないから。


あれこれ書いてしまいましたが、ついていい嘘、悪い嘘。これは、嘘を言っている本人が判断することではなくて、嘘を言われている人がどう捉えるかなんだと思います。


今までに明らかに嘘だろうと思う嘘をたくさんつかれて、悲しい思いをしたことがありました。本人は気づいていないでしょうけど。

でも、ひょっとしたら自分もしていたことがあるかもしれない。


だからこそ、気をつけないといけないなぁと改めて考えた記事でした。