自然の中で
うたう
マヴィ
Claude François ~ Danse ma vie ~ 1976
ダンス 私の人生
ある朝 私は落ち着かない心を残し
港を発った
どこが北かもわからずに
気持ちのいい風だけを頼りに
そう 気持ちのいい風に乗って
私は幾千もの人々と行き交った
私よりも鈍い人などいただろうか
何にでも突っ走り
嵐にも向かっていく人間が
そう 何にでも突っ走る
そして 私の人生は踊る 踊る 踊る
同じところを廻り続けるボートのように
人生も廻る 廻る 廻る
星や宇宙のように
私の命を投げる 投げる 投げる
石畳の道を行く荷馬車のように
がた がた がた 私の人生
空中で行先を失った飛行機のよう
ある夜 嵐は激しすぎて
悲しい運命を避けることができない
それは聖歌隊で賛美歌を歌っているよう
賛美歌を
そして 私の人生は踊る 踊る 踊る
同じところを廻り続けるボートのように
人生も廻る 廻る 廻る
星や宇宙のように
私の命を投げる 投げる 投げる
石畳の道を行く荷馬車のように
がた がた がた 私の人生
空中で行先を失った飛行機のよう
「さあ 人生を踊ろう 踊ろう
私たちに上手な踊りを見せて
今夜現れた君は美しい 魅力的で 激しい情熱的な女性だ
私は目を凝らして君を見る
ただ一度 私には笑いかけるチャンスがある
さあ 私の人生を踊って見せて
やさしく微笑みかけて
君は知っているね
もし微笑んでくれたら
君が求めるままに
私は君を愛する 愛する 愛する」
そして 私の人生は踊る 踊る 踊る
同じところを廻り続けるボートのように
人生も廻る 廻る 廻る
星や宇宙のように
私の命を投げる 投げる 投げる
石畳の道を行く荷馬車のように
がた がた がた 私の人生
空中で行先を失った飛行機のよう