隣んちのクロード | En Hommage à Claude François

En Hommage à Claude François

内向的なのに野心家で、神経質で完璧主義者なのに生き方が下手。優しさに満ちているのに激情を秘めて孤独。嘘つきなのに愛らしい。「芸人」と「詩人」の二面性の中で揺れながら進むあなたに、わたしの心臓は共振し、初めて見たときからもうずっと震えが止まらない。

「隣んちのクロード」をふたつ
やっぱり かわいい


Claude François - Chaque jour c'est la même chose (1964)


毎日 同じことばかり

(繰り返し)
毎日、同じことの繰り返し
毎日、同じことの繰り返し
毎日、同じことの繰り返し
毎日 同じことばかり

毎晩、よく眠れない
朝は急いで仕事に行く
昼は ランチを食べる時間もない
夜は 仕事を忘れようと 薬を3錠飲む

(繰り返し)

犬の散歩に行かなくては
ついでに新聞とぱんを買うんだ
日曜日は朝寝する
アイロンのかかった白いシャツを着て
仕事を忘れるんだ

(繰り返し)

そう これは限のない愚痴なんだ
こう言ったり ああ言ったり
でも意味はないんだ
それでも ささやかな静かな暮らしを見つけたから
毎日の決まった仕事を忘れない
だって 静かな暮らしが好きだから

(繰り返し)


おちびさんのクロード
まだ 隣んちの男の子


Je t'aime trop toi - Claude François (extrait de "Tête de bois et tendres années" du 27 octobre 1965



どうしても好きなんだ

若すぎるってみんなが言うんだ
後になってわかるよと
でも何を言っているのか分からない
僕にわかるのは
君が大好きだってことだけ
君がいい子じゃないから
僕には合わないって言うんだ
でも 君と一緒にいると
僕は失敗しないんだ 同じことだよ
僕は君が死ぬほど好きなんだ
僕が寒くて震えている時
きみはそばに居てくれる
僕が悲しい時 少し笑わせてくれる
そして 君が怖れている時
僕は君の心の草原になる

君が悲しんでいる時
僕は君を元気づけよう
みんなは 君にすべて飲み込まれると言うんだ
愛は借りるものではないと
僕らの間にそんなことひとつもない
僕はただ君のことが大好きなだけなんだ
いつか すべてうまくいく
僕は自分の子どもに言うんだ
若すぎるとか 何も知らないとか
僕が君に夢中なことも忘れて
君が好きだ どうしようもなく好きなんだ
すごく すごく すごく好きなんだ


おまけ
フランスのサーフ倶楽部
Surf Club de France - Claude François