わたしは
簡単に考えを伝える小さな箱のような電子機器を
便利だと思うが
信用してはいない。
考えをつらつらと伝える割には
気持ちなんて一つも届けない。
使い手が都合のいい解釈をできるようにそんなところも便利に出来ている。
そうやって少しも相手のこと等は考えてもいない、
押し付けがましいものだ。
まるで壁に向かって一人でキャッチボールしてるみたいなものだ。
だからこの箱はちっとも、とるに足らないのだ。
端からちっとも信用なんかしていない。
この世界にはそういうものが多すぎる。
まるでそこには実体がない。
ちゃんとわたしの目を見てわたしの口から出た言葉を
あなたはあなたの目で見て
耳で聴いて
心で受け止めるべきだ。
だから事実だけを確かめたくはないし、知りたくもない。
それを知ったところでわたしの世界は少しも幸せになんかならない。
そんなものは凶器にしかならない。
あなたがぶつけたいのは
ただ誰かを傷つけたいだけなんじゃないかしら。
わたしはきちんと顔を見ながら
どうでもいい内容を垂れ流すように
まるで言葉が情報を含まない雑音でも
そこに存在を感じることが出来るなら
話の内容なんて言葉なんてどうでもいい。
まるで意味をなさないそんな時間が好きだ。