海を眺めていた。
誘われるように海ではしゃいだ。
ただ楽しくて夢中で。
気づいたら足をとられていて、潮に流されていた。
必死で海岸を目指すけど、溺れかけたりしてもがいてる。
そんな状況が生きていると、よくある。
多分夢中になってると溺れるんじゃなくて、
夢中になるから溺れるんだと思う。
周りが見えなくなってしまう。
最近はそんなこと、かなりなくなったと思う。
セーブをかけてる自分がいる。
それはきっと夢中になりすぎると
溺れるってわかっているから。
だけど、溺れないと夢中にもなれないってこともわかってる。
それは、
楽しくて好きと
辛いけど好き
苦しいけど好きが同居している。
ちょっと複雑なんだって。
お花畑の中に大きなブラックホールがぽっかりと口を開けているみたいな。
楽しくて楽しくてしょうがなかったのに、
急にぽっと落ちてしまう感覚。
誰に言うでもなくて、誰に伝えるでもないけど
わかってほしい気持ちでいっぱいになる。
だってこんなこと抽象的過ぎるでしょ?
彼女ならニヒルな唇で笑ってくれるのかな。