空気の密度 | material

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バンドや音楽のこと、日々のことを記録します。

31日の夜から実家に帰省して今に至る。


帰省してくるとすぐに予定が埋まって、東京にいる時よりも忙しい。



実家はやっぱり田舎だなと感じるけど、その変わらない感じが落ち着く。



時間の流れが遅い。


ゆっくりと過ぎていく。



それだけ短時間でも充実してるってこともあるんだけど。



電車に乗って東京から帰ってくる時には風景の緑が多くなる度に人は少なくなっていき、
それとともに時間の流れるスピードも穏やかになっていく感じ。



時間の速さは一定な筈なのに、そういう現象が起きているんじゃないかと疑ってしまう。



同級生に会うとそのまま時間が止まってしまっているかのように感じるのは、
懐かしいのもあるけれど地元に根付いて生活しているからなんだと思う。



わたしはそこだけ空いてしまっている気がするから。



密度の薄い空気。



だけど慣れてしまうと断然楽だ。
わたしを傷つけるものや人はいないと思える。



狂気を持った人にはそうそう出会わない。



みんなが地元を好きな理由はきっとそれだ。



それは馴れ合いのようでもあり、わたしはその感じが狭い世界を見て終えていくようで嫌だった。



何故か地元には都心へ出てこない人程粋がっている人が多いのも不思議だった。


だから東京に出てきた。



少しでも多くのものに触れ合って、より夢に近い場所に居たかったから。



最初は寂しくて死にそうだった。



居場所はどこにもなかったから。
家に一人で居ることさえ落ち着かなかった。



自分のフィールドを作っていくところから始めて、今では自分でも驚く程慣れたものだと思う。



それでも独りは嫌いだ。



東京は今でも好きにはなれない。



狂気を持った人が沢山いて、迂闊に気を抜いて歩けない。



隙を見て取り入って来ようとする人間が大勢いる。



刺激的なことに溢れているし、飽きることはないけれど緩くて優しいものを感じることはない。



これだけの人や物で溢れているのに、枠に捕らわれている気がして息苦しい。



溢れすぎているからかもしれないけど。


きっと都会に溺れてしまうことは容易いね。



わたしは変わったのかな。