月に何回か、NYの上司っぽい人達とZOOMミーティングをさせられるのですが、最近、雰囲気が妙なのですよね。いつもはお互いに「どうよ、元気?」みたいな感じで、早いと5分くらいで終わるのですが、最近はやたらとリスクの取り方どうなんだとか、ポジションの取り方についての考え方を整理して教えてくれなどと、ウザい感じなのです。どうも話していると、ご本尊(USの運用部隊)のパフォーマンスが、それはもう酷いらしくて、大変なことになっている様子なのです。

 

これ、どうやら私の所属している組織だけの話ではなくて、US全体がそんな感じらしいのです。まあねえ、今までテキトーにFANGだのTMT(通信やメディア、半導体っぽい銘柄)をロングして、エネルギーだの重厚長大産業をショートしておけば儲かってきた人達だから、昨年後半からのバリューリバーサルに思考停止してしまうのはわからなくもないです。おかげで昨年末からのパフォーマンスは最悪(業界の肌感覚では二桁レベルのマイナスとかなんとか)。一方、そもそも虐げられてきた日本株の運用者はそうでもなくて、それほど儲かっているわけでもないのですが、マイナスではない感じ。日本にはFANGみたいな企業がないしね。それでも、グローバル全体で緊張感が走っているわけなので、冒頭のようにウザい系なチェックが一律に入るわけです。

 

FRBの金融引き締め、資源エネルギー価格の上昇というパラダイムシフト、そして結果としてのHF達のグロスダウン(運用規模の縮小)継続。やはりグロース株の復活はなさそうだよなあとしみじみ。というかそれはそれとして、ご本尊が悪化するとアジアや日本の拠点に波及しないか心配。うーん、考えても仕方ないか。もともと雇用リスクの高い仕事だし。ということで、今日も静観しながらぼちぼち頑張ります。