労働者不足が続くUSですが、最近ではトラックドライバー不足が一段と深刻化しているそうです。地域にもよるのですが、例えばワシントン州。トラック運転手の労働組合が強烈なストライキを実施していて、とてもではないけれども受け入れできないレベルの賃上げを要求しているとか何とか。昔、映画で見たジミー・ホッファ(全米トラック運転手組合の元委員長、マフィアまで使って強烈な組合活動をした方です)の時代を彷彿とさせます。物流コスト、まだまだ上がりますね。
そして海運。業界筋では今年のUS西海岸の労使交渉が注目されているそうです。ILWU(US西海岸港湾労働組合、西海岸29港の組合)は完全自治組織。5年ごとに労働契約を締結していますが、前回は2014年7月。5年契約なので、本来なら2019年で期限切れだったのですが、2018年に3年延長で合意。なので2022年7月1日、夕方5時が期限切れになるそうです。ILA(東海岸の労働組合)と西海岸は組合が別で、東海岸の組合と比べると武闘派なのだそうです。毎回、契約の年は戦闘的にサボタージュをしたり、港湾混雑することが多くて、前回は合意に至るまでは港が大混乱しました(結局、政府まで介入しました)。うーん、ただでさえ港湾の混雑が解消されていないのに、どうなることやら。。。
そんな感じで、USを発信地としつつ、陸運・海運コストがとめどなく上昇を続けそうな今日この頃。物価の上昇もますます加速しそうです。但し、USの場合は、労働者の賃金もしっかりと上昇するので、現役労働者達の生活は何とかなりそうです。翻って、日本。うーん、労働者は大人しいっすね。社会が安定していて素晴らしいというのか、高齢化と無気力化で停滞しているだけなのか。そもそも日本の労組って大企業の御用聞きみたいなもので、強制的に加入させた組合員から巻き上げたお金で、ぬくぬく?と生活している方々の集まりっすからね。。。労働者の為に本気で戦うはずもありません(個人的感想です)。
本日は、配当権利落の調整レベルが8%超えという海運会社(日本郵船など)の株価をしみじみと眺めながらUSの労働組合に思いを寄せてみました。今日もほどほどに頑張ります。