やりたい放題のロシアに対して、やれる制裁が乏しい欧米勢。経済制裁第一弾やで〜と声を上げたものの、共和党のみならず身内の民主党からも「ぬるすぎだろ、それ」と突き上げとくらっているバイデン氏。まあね、ロシアの一部高官に対する金融制裁と一部銀行への取引制裁くらいじゃあ、大した打撃もないですしね。ノルドストリーム2(ドイツまでつながる天然ガスのパイプライン)も止めるぞと言っても、そもそも動いてないやんとツッコミどころ満載の弱腰制裁。さすが、張子の虎。
経済制裁第二弾もあるぜと言っているのですが、そもそも第二弾をやる時にはウクライナが軍事侵攻されてしまっているので手遅れなのでは?と思うのですが、その辺りについては特段の説明もなく。いや、本気の制裁が出来ないのでしょうね。そもそも、ロシアって主要輸出品目が資源エネルギー(石油や天然ガス、ニッケルや貴金属など)に偏っているので、本気で制裁してしまうと資源エネルギー価格が更に暴騰、インフレがますます加速してしまいます。庶民の見方を標榜するバイデン政権としては受け入れ難いのでしょう。そんな欧米勢の足元を見ながら、じわじわと侵攻するプーチン。役者が一枚も二枚も上手ですね。
一昨日くらいから、ロシア・ウクライナ専門家との緊急ミーティングや、ロシア経済制裁の影響に関するレポートだのが急増しているのですが、何を今更と。で、日本株への影響はというと、とりあえずエネルギーと金属系資源価格が上がるかもねえ、くらいな感じです。ロシアへの主要輸出品目としては自動車が目立つのですが、それすらも「そもそも生産制約で足りないくらいだから、ロシア向け出荷が減らせるなら他に回せて好都合」くらいなノリです。まあ、本気で制裁するならイランにやったみたいにSWIFT(国際送金システム)を切断するくらいなことをやらないと、打撃になりませんしね。
ぬるすぎる張子の虎なバイデンさんですが、議会の突き上げが激しいので、恐らく、最終的にはイランに対して実施したレベルの制裁をやらざるを得ない状況に追い込まれるだろうなあと予想しています。となると、、、やっぱり当面はバリュー系ロングな姿勢維持で良いのかな。今日もぼちぼち頑張ります。