インフレ懸念より景気後退リスクの方が大きくなってきたということでしょうか。PBOC(中国の中央銀行)が貸出金利の2回目の引き下げを実施しました。市場ではQE(量的緩和)のサインではないか?と見る人が多いようです。ガンガン引き締めているUSとは対照的な動きです。中国にも当然、インフレ懸念はあるわけですが、それ以上に不動産市況の悪化や消費低迷が続いていて、このままでは経済成長率が大幅に低下してしまいそうです。社会正義を優先して清貧を目指すにしても、流石に人民が飢えてしまうと本末転倒ということになりかねません。冬季五輪終了後には、金融緩和に続いて何らかの景気刺激策(EVや白物家電への補助金など)が出てくるだろうという予想が市場では散見されます。

 

サプライチェーン問題や供給制約の影響もあって、エネルギー価格の上昇が続いている上に、こういった中国の景気テコ入れ期待も重なって、金属やコモディティ価格も上昇トレンドにあります。株や債券からの資金シフトはまだまだ続くかもしれません。しばらくのテーマは中国関連とコモディティ(=バリューっぽい株)になりそうですね。テックは昨晩もご臨終ですし。

 

エネルギー価格と言えば、インドネシア産の供給減もあって、石炭価格も再び急騰しています。電力卸市場の上昇が気になります(というか既にやばいです)。今朝は東京も氷点下で、本当に温暖化しているの?とグレタさんに問いたくなるような冷え込みです。寒さに負けず、今日もぼちぼち頑張ります。