こんにちは、メンタル歯科医の松谷です。

http://www.hiraoka-dc.jp/

 

 

虫歯はストレスが原因?夜の〇〇が恐ろしいことに!!

 

 

戦前戦後の大正・昭和の時代には、

「虫歯は、歯を磨かないから」と言われてきました。

 

 

もちろん、全く磨かないことは論外として

現代では、口腔内の細菌よりも、

ある原因が

大きく関係していることが、分かってきました。

 

 

それは

ストレスによる夜間の食いしばり

虫歯の大きな原因だったのです!!

 

 

私たちの生活は、

ここ100年で大きく変化しています。

 

 

身長も高くなり、顔も小さく、

手足が長くなりました。

歯も少し、大きくなっています。

 

 

生活環境も激変し

肉体労働から、パソコンや携帯電話により

前のめりに覗き込む体勢が、多くなりました。

 

 

つまり、猫背になりました。

噛む回数も激減し、

咀嚼筋の筋肉量も減りました。

 

 

歯が並ぶ土手の部分の、

『歯列弓』も小さくなり

4人に3人が歯並びが悪い、という現状です。

 

 

歯が適切な位置で、噛むことが出来なくなると

その分を補うために、咀嚼筋と言って

噛む時に使う筋肉が、頑張らなくてはなりません。

 

 

要するに・・・

現代人の口腔周囲の筋肉は

いつも『過緊張な状態』であり、その結果

”肩凝りや、頭痛”にもなっている方が多いのです!

 

 

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★夜間は、老廃物を排出する時間

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私たちは、1日の疲れを夜間に取り除きます。

その際、パンパンに張った噛む筋肉の老廃物を

排出するために、

 

『生理的な食いしばり(噛みしめ行為)=歯ぎしり』

夜間に行います。

(↑子ども~総入れ歯の方まで、全ての人)

 

 

その力は,皆さまの想像をはるかに超えるもので

普段は”自分の体重と同じぐらい”、と言われています。

 

しかし、疲れが溜まりに溜まった場合

奥歯では、100~150キロ!!

とも、言われているのです!!!

 

 

現に、当院の患者さんの中に

夜間、就寝時に奥歯が「バキッ!」と割れて、

夜間病院にかけ込んだ!と言う例もありました。

 

 

要するに、私たちは、自分の噛む力によって、

毎日、『マイクロクラック』という、細かい亀裂を、無数に作り

 

 

マイクロクラックのヒビの中に

虫歯の細菌が入り込む→虫歯になる

という、ことなのです!!

 

 

 

歯ぎしり、食いしばりを軽減するために。

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★今日から出来る対処方法

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1、お風呂の中などで、咀嚼筋(噛む時に使う筋肉)や後頭部、側頭部などをマッサージする

2、歯は、日常生活では、噛みしめないこと(食事以外は、歯を接触させない)

3、舌の先は上に置く(詳細はブログ【10】コロナ対策を参照)

https://ameblo.jp/matenrou888/entry-12621431947.html

4、夜間用のマウスピースを作る(当院でも、保険内で作成可能)

5、ストレスを溜めないように工夫

6、悪習壁を改善(生活の中での癖を指導する)

7、ストレッチ(身体全体の筋肉を緩める)

8、口腔だけでなく、生活習慣の癖などを指導をしてくれる歯科医院を受診(

当院の得意分野です♪)

 

 

 

夜間は、無意識の状態なので、

どうしても、力のコントロールが出来ません!

 

だからこそ、虫歯は、

『ただ単に治せば良い』と

言う訳ではないということ!!

 

1番大切なのは、

「いかに虫歯にさせないか?」

”対処療法でなく、原因を除去”し、

一生、自分の歯を守っていくこと!!

 

私たちは、あなたの歯を守ることを

ミッションとしています♪

 

 

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