初対面で
首を狙われた話


これはマッチングアプリ【タップル】で出会った

Nさんとのお話



Nさんのプロフィール


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​29歳(当時)の役所勤め
車持ちの実家暮らし
猫を2匹飼っている



アプリ内でメッセージをやり取りし

そこからLINEへ移行



LINEでもメッセージだけをやり取りする中で

お互い海鮮が好きという共通点を見つけて



Nさんおすすめのお寿司屋さんに

連れて行ってくれるとのことでデートする事に




初デート@ドライブ


お休みの日がなかなか被らなかったため

わたしのお仕事終わりに会うことに



Nさんが車で職場近くまで来てくれて

そこからNさんの車に乗り込みお寿司屋さんへ



あまり詳しく聞いていなかったのですが

そのお寿司屋さんは隣県にあるようで



車で行くと30分以上かかるようで

社内ではたわいもない会話をしながら



Nさんの運転でお寿司屋さんへ




ドライブの道中はテレビがついていたため

テレビを見ながら軽くお互いのことについてお話



Nさんは元々一人暮らしをしていたようですが

転職を機に実家暮らしになったそう



そこから本社異動になったものの

実家から通えない距離ではないため



今でも実家に住んでいると言う話を聞きました



隣県のお寿司屋さん


田んぼの広がる田舎道を進み

見えてきたお寿司屋さんは

北海道のチェーン店なのだとか



いわゆる普通の回転寿司屋さんという感じですが

その日の新鮮なネタを提供しているということで



楽しみに店内に入ると多くのお客さんが

順番を待っていました








わたしは仕事だったため忘れていましたが

この日はGWど真ん中の日



近隣に住む家族連れはもちろん

帰省しているのか3世帯で来ている



大人数のグループもかなり多く

非常に混み合う店内でした



もちろん普通の回転寿司屋さんなので

予約制度もなく(あるのかもしれませんが)



タッチパネルで受付だけ済ませて

人で溢れかえった待合室から逃げるように外へ



あまりにも人が多すぎるということで

Nさんの車の中で順番が近づくまで待つことに



引き続きテレビを見ながら

たわいもない会話をしていると



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そういえば、首綺麗だよね



そんなこと初めて言われたので

「ん?」と、反応できないでいると



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めっちゃツルツルじゃん



といって、肩にかかる髪をかき分けて

首をガシっと掴まれました



一瞬「え、殺される?」と思いましたが

そこから力が強まることはなく

ただ首を片手で掴まれた状態に



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えっと、、、ありがと、、、



と、とりあえずお礼だけ伝え

掴まれた手を離すように誘導



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なんでなの?脱毛?



と、質問されるものの

そもそも首が剛毛な人なんて滅多にいないし



30代くらいまではシワもなく

嫌いな人がほとんどだろうと思いながらも



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なんだろうね?わかんないや



と、適当に流し別の会話へ

そこからもちょこちょこ首の話をされましたが



そんなことはどうでもいいし

また首を掴まれるのも嫌だったので



何かと別の話題に変えながら

お寿司の順番が来るまで時間を潰しました




​狙われる首


お寿司屋さんについてから約1時間

ようやく順番が回った方ため店内へ移動



大人数のグループが多かったからか

ソファーではなくカウンターの席へ案内され

Nさんとは隣同士に座ってお寿司を食べることに



コロナの影響か、そういう営業スタイルなのか

基本的にお寿司が回っているわけではなく



レーンには醤油や湯呑み、取り皿や

本日のおすすめの札などが回っていて

カウンター越しにお寿司を注文をするスタイル



注文も口頭ではなく紙に書くタイプだったので

Nさんが注文票に記入してくれることに



マグロやエビや貝類が食べられれば

個人的には満足だったので



食べたいネタを2〜3種類伝えて

あとはNさんのおすすめのものを注文してもらい



あっという間に、テーブルの上には

10皿ほどのお寿司が並びました



Nさんも同じぐらいの量を注文していたので

2人のカウンターには20皿ほどが一気にならび



まるでYouTubeのサムネイルのような

豪華なテーブルになりました



そこから会話をしながらお寿司を食べていると

所々、わたしの髪の毛に触れるNさん



1〜2回だけならまだしも頻繁に触ってくるので



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なに?髪の毛が醤油に付きそう?



と、聞いてみると



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髪の毛で首が見えないなと思って



ご飯食べながら首を眺めるって

どういう性癖なんですか?と思いながらも



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いや流石に食事中に見られるのは怖い



と、辞めてもらえるように伝えると

「なんで?褒めてるんだよ?」と



また首を鷲掴みにするNさんの手を振り解き

お寿司を食べることに集中することに



お寿司なんてぺろっと食べられるため

滞在時間は30分ほどで退店



そのまま帰りたいなと思ったいたところ



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スタバのドライブスルーあるから
最後はそこ行かない?



ドライブスルーならまあいいかと

了承してすぐ近くのスタバに寄ることに







スタバに到着したタイミングで

Nさんがトイレに行きたくなったようで

ドライブスルーではなく店内で購入することに



Nさんがトイレに行く間に注文して商品を受取

店内は閉店が近いということで車内で飲むことに



夜も遅かったので飲みながら

運転して家まで送ってくれるのかな?と

勝手に思っていたら



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23:30になったら出発しようか



と、30分ほど社内でゆっくりすることに



正直早く帰りたかったのですが

ここはNさんの車だしドライバーはNさん



素直に従うしかないかと承諾し

スタバを飲みながら雑談していると



「肩凝ってる?マッサージしようか?」と

半ば強引に肩をマッサージし始めるNさん



そして案の定、マッサージしながら


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やっぱり首綺麗だよね
ずっと見てられるよ



その発言に少し恐怖を感じて

「肩楽になったからもう大丈夫だよ」と



マッサージの手を止めてもらって

自宅に帰れるようにやんわり誘導



予定の時刻よりも少し早めに

車を出発させることに成功しました




帰り道とその後


帰り道もたわいもない会話をしていましたが

この時点でNさんへの興味よりも



恐怖を感じる気持ちの方が大きかったため

話は頭に入ってこず



帰りも家の前まで送ると行ってくれたNさんに

自宅とは少し違う場所を教えてました



自宅から少し離れた場所で車を降りて解散し

最後にありがとうのLINEだけ送ってブロック



もちろんマッチングアプリ上でも

ブロックをしてNさんとの関係は終了



初対面の相手に首を狙われた経験は

これが初めてだったので



そこから暫く、初対面の方と会う時は

タートルネックの服を選ぶようになってました



距離の詰め方やスキンシップの程度は

人によって違うので加減が必要だと

改めて感じる体験でした