マッチングアプリで知り合った

酒蔵の杜氏さんとのお話


はじめに・・・


杜氏(とうじ)とは、酒蔵の最高責任者の事で

1つの酒蔵内で1人だけにしか与えられない

とても名誉な称号だそう

 


サムネイル
 

​この称号のことは

出会った杜氏さんに教えてもらいました



そんな貴重な方との出会ったのは

マッチングアプリ【with】

 

 

性格診断ができるマッチングアプリで

相性が良いかもということで

表示されたお相手が杜氏さんでした

 



サムネイル
 

​今後、彼のことは杜氏さんと

記載させていただきます


 

そこからマッチングしてメッセージでやり取り

お互いお酒の話で盛り上がり

時間が合えば電話することも増えていきました

 

 

電話をしていくうちに

「ご飯にいこう」ということになり

杜氏さんお勧めの和食屋さんへ行くことに

 

 

もちろん、ここのお店には沢山の日本酒があり

「日本酒勉強会」と称して

初めてお会いすることになりました

 

 



日本酒勉強会


お店の前で待ち合わせをし店内へ

ほんのり木の良い香りがする

あたたかなお店には

 

 

いたるところに日本酒の空瓶が飾られ

お酒好きにはたまらない空間という感じ

 

 

とりあえず初めはお互い好きなお酒を注文し

ご飯をつまみながら酒蔵でのお仕事について

色々と聞いてみることに

 

 

杜氏さんは元々酒蔵で働いていたのではなく

普通のサラリーマンだったそう

 

 

20代後半頃に「好きなことをしたい」と思い

転職し今の酒蔵で働き始めたのだとか

 

 

元々、酒造に興味があったものの

始めは酒蔵に併設する飲食店の

ホールスタッフとして勤めていたそうで

 

 

お酒を造る側になる気はなかったようなのですが

その酒蔵の元杜氏さんに気に入られたようで

 

 

酒造スタッフとして部署移動し

そこからお酒造りが始まったのだとか

 

 

サラリーマン時代から

日本酒が好きだった杜氏さんは

「もっとこうしたほうが良いのではないか」と

 

 

サラリーマン時代の経験を活かして

社内でもプレゼンを行うように

 

 

そこから自分が考えた日本酒が作られたり

SNSで発信したり新しい風をおこして

今の杜氏という称号を得たのだそう

 

 








杜氏のお仕事


日本酒を作る工程は

お米を選定するところから始まるようで



どんなお酒をつくりたいかによって

そのお酒専用のお米から作ることもあるそう

 

 

海外でいうワインと同じようなもので

同じお米を使っていてもその年によって

出来上がるお酒が少しずつ変わるそうで

 

 

今年は出来がいい、出来が悪い等

作ってみるまで分からないのも

面白いところだそうです



杜氏さん曰くお酒は生きているとのことで

毎日手入れをすることが



美味しい日本酒を作るコツなのだそうで

お休み自体は完全不定休



みんなでシフトをまわしながら

お酒作りを行なっているようです




杜氏さんの稼ぎ


酒蔵にもよるのでしょうが

杜氏さんの平均年収は700万ぐらい



昼夜問わずお仕事になることや

長期休みが取りづらいことも加味すると



妥当な金額なのかな?と

杜氏さんからのお話を聞く上で感じました



杜氏さんの働く職場では

ボーナスは出ないようなので



平均的にも月にもらえる金額は

ほかの酒蔵に比べて少し高いと思うとのこと



でも、好きなことを仕事にしていて

生きていけるだけのお金がもらえれば



それほど嬉しい人生はないと

杜氏さんは仰っておられました




杜氏さんとのその後


そこからちょこちょこ連絡はとりつつ

今では普通の飲み友達として



日本酒やワイン・泡盛などを

一緒に飲みに行く仲になっています



たまに試作の日本酒をくれたり

売れ残った日本酒で作った古酒をくれたり



お友達関係が続いています