深夜3時まで電話に付き合わされた話



これはマッチングアプリ

【タップル】で出会ったYさんとのお話

 

 

Yさんのプロフィール



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​25歳(当時)の自営業

家業(農業)を継いでいる

気になることは全て解決したいタイプ


  


あらすじ


Yさんからいいねをもらう形で

メッセージのやり取りがスタート

 

 

年齢が近かったということもあり

世代の話で盛り上がったあと

 

 

Yさんから一度電話してみたいという提案が

 

 

マッチングアプリにもよりますが

最近はほとんどのアプリに

通話機能がついており

 

 

アプリのメッセージ内で

電話をしたりビデオ通話が可能です

 

 

このサービスを使用して電話をすることに

 

 

通常の電話やLINEの通話機能と違うのは

お互いがアプリを開いた状態でないと

電話ができないということ

 

 

急に相手に電話をかけても、

相手がアプリを開いていなければ繋がらない為

 

 

事前に電話する日時を決めて電話を行うことに

 







1回目の電話


平日の夜に電話をしようということになり

約束をしていた当日の朝には

 

 

Yさんから「今日は宜しくね」という

メッセージが入っていました

 

 

「電話できるようになったら連絡するね」

とだけ返し通常通り仕事や家事を済ませ

 

 

約束していた時間まで

1時間程度余裕があったので



お風呂に入って寝る準備をしてから

電話をすることに

 



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​この判断が後の私を助けるとは

この時思ってもいませんでした


 

約束していた時刻の10分前にYさんから

「僕はもういつでも大丈夫だよ」という

メッセージが入っていたので

 

 

「私も今からだったら大丈夫」と返し

予定より5分早い時間に電話がスタート

 

 


通話中


ある程度、事前にメッセージで

やり取りしていたので



お互いの趣味や仕事の話は

なんとなく知っているものの

 

 

詳細まではお互い知らなかったため

気になることをいくつか互いに質問し合いました

 


ここで補足を入れておくと

基本的にマッチングアプリ内で電話をする際



他のアプリをいじることができないため

電話をしながらSNSをチェックしたり

ゲームをすることができないタイプが殆どです

 

 


15分の通話規制


ある程度質問も終え

互いに無言の時間が流れ始めたので



「そろそろ終わりにしませんか」と

電話を終わらせようと発言する前に

 


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そろそろ15分経つから
1回切ってかけなおすね


ん?

 

どういうこと?

 

 

 

この時、私は知らなかったのですが

アプリによっては初回の通話時間制限があり



Yさんとの通話で使用しているアプリでは

初回の電話は15分間のみで

それ以降は無制限に話し放題だそう

 

 

なので初回の電話は話の途中でも

制限時間が来てしまうと勝手に通話が切れる


 

そんな制限があることを知らなかった私は

電話をかけなおすという意味が分からず

 

 

とりあえず再度かかってきた電話に

出てしまいました

 


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これが地獄の始まりになるとは

思いもしませんでした







2回目の電話


改めて電話に出た時に通話制限があることを

Yさんに教えてもらいました

 

 

アプリによっては1日1回しか

通話ができないものもあるようで

規制の厳しいも存在するようです

 

 

ただ、今回仕様しているアプリは

回数制限はないようで初回の電話以降は



いつでも電話ができるとのことで

改めて通話を再開

 

 

とは言っても、先ほども電話していたし

正直聞きたいことは全て聞けた状態で

他に何を話すのだろうと思っていると

 


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​ベタだけど好きな食べ物なに?


明らかに会話に困った時の質問すぎて

わざわざ電話で聞く事?と思いながら回答

 

 

するとそれに合わせてYさんも

自身の好きな食べ物と

その理由を教えてくれました

 

 

そこから少し沈黙が続き


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じゃあ次は嫌いな食べ物は?


なんだこの会話と思いながらも適当に回答し

Yさんの嫌いな食べ物も教えてもらいました

 

 

このような質問のやり取りが数回続き

気づけば1時間以上電話をしていました

 

 

ただ、この時すでに23:00を過ぎており

正の日も仕事で早くから出社予定だった私は



そろそろ寝る準備もしたいしLINEを返したり

SNSをチェックしたりしたいと思い

 


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ちなみにYさん明日は仕事?
そろそろ寝ないとなんじゃない?



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仕事だけど何時からでもいいから
まだななくても大丈夫かな?


何時でも良いなんて仕事ある?と思いましたが

そういえばYさんは農家で



家業を継いでいることを思い出し

ある程度自由が利く仕事なのかと理解

 


「逆に明日は仕事?」とYさんからの質問に

「そうなんだよね、明日も早くて」と答えると



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そっか大変だね!それでさぁ〜

と、会話を続けようとするYさん

 


今の雰囲気で電話を終えて寝たいというのが

伝わらないのかと少し残念に思いながらも


Yさんの話に相槌をしながら

どうすれば電話を終えられるか模索

 


結局ストレートに伝えるほうが良いかなと思い

会話が途絶えたスキをみて


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明日も仕事だし
そろそろ準備したいんだけど


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そっか!ごめん!
僕に構わず勝手に準備してね


ようやく電話が切れると思っていたら



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無言電話でも気にしないからね


無言の電話ってなに? 電話の意味ある?

 


まだ会ったこともないお相手と

意味もなく電話をつないでおく理由がわからず

 


返す言葉に迷っていると

「じゃあ僕もお風呂入ってくるね」とのこと



このまましれっと電話を切ろうと思っていると

電話越しに水の音が、、、




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もしかしてお風呂場に
携帯持ち込んでる?


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もちろん!だって電話してるじゃん


シャワーの音に交じって

Yさんの響く声が電話越しに聞こえました


 

そこまで電話をする必要があるのかと思いつつ

とりあえず無視して寝る準備を済ませ



タイミングを見計らって

しれっと通話を切ることに成功



2回目の電話


おそらくお互い無言の時間が続いていたので

Yさんもすぐには気づかなかったようですが

 

 

通話を切った5分後にYさんからの鬼電

 

 

初めは寝たふりをしようと思っていましたが

いつまでたっても鳴りやまない電話

 

 

この時点で24:30ごろだったと思いますが

日付が変わっているのに鬼電してくるYさんに

 

 

さすがに寝かせてほしいとお願いしようと

再度かかってきた電話に出て




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ごめん明日早いからもう寝たい


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やっと出た!電話切れてたね




寝かせてほしいという私のお願い聞いてた?



不安になるYさんからの返答に

再度「寝かせてほしい」と伝えると



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寝るの早くない?
もうちょっと喋ろうよ



 

次の日がお休みだったり、遅番であれば

寝るのが遅くなっても良いかなと思いましたが

 

 

早番の日で本当に眠りにつきたかったので

「本当に朝早いからごめん」とだけ伝え

電話を切りました

 







鳴り止まない電話


電話を切ってすぐ、再びYさんから着信

意図的に着信を切ると間髪入れずに再び着信

 

 

いっそのこと着信拒否してやろうとも思いましたが

そんな操作ができる隙も無いぐらいの鬼電

 


アプリでの通話だったので

アプリ自体を閉じてしまえば問題解決しますが


 

アプリを閉じる隙も無いぐらいに

電話をかけてくるYさん

 

 

さすがに夜中にここまで電話をしてくるのは

常識がなさすぎるのではと思いながら



本当にやめてほしいということを伝えるために

再度電話に出ました

 


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本当に電話やめて、寝られない


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電話に出ないからでしょ?
出たら解決するのに


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寝たいって言ってるのに
電話してくる意味がわからない


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喋らなくていいから
電話は繋いでおこうよ


付き合ってもいない、会ったこともない相手と

寝ながら電話をする意味が分からず

 

 

「本当に無理ですごめんなさい」と言い

一方的に電話を切りました

 

 

この時点ですでに深夜3時前

ここまでの時間、ずっと鬼電されると

さすがに恐怖を覚えました

 


その後


そこから再度電話がかかってくることなく

その日は無事就寝

 

 

結局この日の睡眠時間は2時間で

意識が朦朧とする中、仕事をしました 

 


Yさんからは「次はいつ電話する?」と

メッセージが送られてきていましたが

 


自分の時間が拘束される事が苦痛過ぎて

メッセージは今でも未読放置しています