芸能人の離婚なんかで「価値観の違いから…」みたいな話がありますが、
価値観っていったい何でしょうか。
今回はこの「価値観」というものについて考えてみたいと思います。

ちなみに、今回のテーマに限らず、いつものこととなりますが、
ここで書かれる文章は、基本的に文献や他の誰かの主張などを下敷きにはしていません。
私の思いつきや考えがベースになっていますので
至らぬ点や、理解しづらい点などがあるかと思います。
温かい目で見てもらえると助かります。


今回のこの価値観、恋愛・交際・結婚などで頻繁に使われることが多いかと
思います。

価値観が一緒の人。
価値観が違う人。

今回の話を書くにあたって、検索窓に入れたところ、予測で
「価値観のおしつけ」
なんていうのも出てきたりしました。

いろんな局面で出てくると、だんだん言葉の意味がわからなくなってきます。
価値観の違いとはいったい何を指しているのか。
どんなときに使われるのか。
どういうスタンスで考えればいいのか。


私の考えが、皆さんにとってヒントになればいいかと思います。

わからないときは、まず辞書から。

かち‐かん=物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。
「―の相違」 <goo辞書より引用>


分かるような、分からないような文章です。
ウィキペデイアを見ても「価値観の形成は様々に行われる。」とあり、
これといってはっきりしたことは書かれていません。

ということで、今回独自に考えた「価値観」について書かせていただきたいかと思います。
私の考えでは、価値観と口に出されるとき、4つのジャンルに分けられるのではないか、
と考えました。

  <価値観の4つの分類>


1.感覚・体質・性格から来る、行動の優先順位
2.お金や時間など、リソースの優先順位
3.その人、または共同体の「ルール」や「マナー」
4.自分を最優先に


私の考えでは、1~3は「違うと混乱やトラブルの元になるが、
違っていてもどうにかなる」と思うのです。

しかし、4は「よく考える必要がある重要な問題」ではないかと思います。
うっかりするとすぐにこの4.をやってしまう。
そして、それが原因で問題となり、ケンカの原因、ひいては別れる要因となっているのでは
ないかと思うのです。

それでは、順に見ていきましょう。

  <1.感覚・体質・性格から来る、行動の優先順位>

生まれたときに、人は性格も体力も、感覚も少しづつ違う存在として
この世に出てきます。
人よりある分野に優れていたり、または発達していなかったりするわけです。
その中でも、大事なのは「快と不快」です。

楽しいこと。面白いこと。うれしいこと。気持ちいいこと。
これらの快の感情はできるだけ優先され、たくさん得たいと思います。

その一方「面倒な、しんどい、辛く苦しい」ことは不快とされ
できるだけ回避するようになります。

先天的(生まれ持った時点で決められたもの)なものに限りません。
後天的(生まれた後の経験で、獲得するもの)に誰かから褒められたり、感謝されたり
といった経験でも人は快と感じ、叱られたり脅されたりすれば回避するようになります。

例えば、同じ時期に部活でスポーツをはじめた2人がいるとします。
一方は活躍し、レギュラーになる。
一方は先輩に怒られ、部活を楽しめなかった。

こんな場合、将来その2人が、そのスポーツに対し違う感情を持つのは分かって
いただけるかと思います。

この違いは人によって大きく異なるのですが、自分の経験や感じ方は
自分にとっては絶対です。生まれたときから得た快や不快は、自分にとって当然の
物差しです。変わることなどそうありません。

他人とは違うということが何となくわかっていても、
自分の隣にいる恋人や伴侶には同じように感じてほしい
というのは仕方がない事かもしれません。

面白い出来事を話すとき。
おいしいものを食べるとき。

相手にもそう思ってもらいたい。同じように楽しんでほしい。
ところが残念なことに、この感覚はしばしばずれるものです。

自分が楽しんでいるときに、相手が退屈そうだった。
自分の好きな料理が、相手には受け入れてもらえない。

価値観の不一致ですね。でも、違うからといって「別れる!」となるのは
早いのではないでしょうか。
重なる部分が多いほど、一緒に楽しめるとはいえ、
全てが重なるなどということは、確率論的にみて、ほぼありえないことです。

  <この問題についての解決方法>


それでは、この問題をどう解決すればよいのでしょうか。
それは「いかに相手の趣味・嗜好を尊重できるか」ということではないかと思います。

自分がありえない、と思うことに費やすお金や時間。
思わず「そんなもの意味無いじゃん」と言いたくなるはずです。
それをぐっとこらえてどこまで見逃せるか。

自分が我慢するだけではきっとうまくいきません。
溜まった不満はいずれ、どのタイミングかは分かりませんが必ず爆発します。
ですから、同時に、相手からどの点を見逃してもらうのかを考える必要があります。

これらはきちんと2人で話し合うことが必要になってきます。
不満と、解決方法を出すのは時間もかかり、お互いに不信や不満が出るため
付き合いだした当初や、結婚したばかりではなかなかしにくいことかと思います。

価値観のややこしいところは「絶対的に価値がある」ものが存在しないというところです。
自分にとって価値があると思える料理や趣味は、相手にとって無価値かもしれない。


このことを忘れないようにし、2人で嫌なところや付き合いきれないところについて
徹底して一度話しておくのが1.感覚・体質・性格から来る、行動の優先順位の
問題解決ではないかと考えます。
ただし、この際に「自分が正しいんだから相手が止めるべき」  
「自分には直すところは特にないはず」と思っているのなら、
それはちょっと待ってください。
その理由については4.で詳しく書きたいと思います。

次回は<2.お金や時間など、リソースの優先順位>
<3.共同体の「ルール」>について書いてみようと思います。

続きます。
すっかり年末になってまいりました。寒い日が続きますが、
皆さん風邪などひかれてはいないでしょうか。

実は私、普段の移動手段にバイクを使うことが多いのですが、
この寒さにはちょっと、閉口しています。
さて、先日、そんな寒い中、移動しながら気がついたことがあります。

バイクという乗り物は、実は趣味性が高く、用途ごとに種類が分かれています。

遠距離を走るには「ツーリング向き」のバイク。
山に行くのなら「オフロードバイク」
荷物を積むなら「三輪バイク」
ちょっとそこまでなら「原付」

どこに行くのにも向いているバイク、というものはあまり無く、
それぞれ一長一短ある中、自分の乗り方というものを考えて
買うときに選ぶものなのです。

一方自動車は商用車に箱型バンや軽トラックがありますが
文字通り、仕事用の車です。
普段の生活には、やはり乗用車に乗りたいという人が多いと思います。

・荷物はたくさん積めるといい。
・広いスペースだと落ち着く。
・車内は静かなほうがいい。
・燃費が良くて、値段も安いほうがいい。
・エコならもっといい
・事故にあっても頑丈で
・おしゃれな感じ
・クーラーや、オートマも必須だし
・カーナビや他にも便利な機能がいろいろついてるといいかも。



このあたりの要求を満たした軽自動車が、最近すごく売れているらしいです。
ダイハツやスズキなど、各社ともそんなに違いは無いのは、この要求を満たそうと
すると似たような形になるのだと思われます。

このたくさんの条件を、ひとつに詰め込む。なんか似た様なものがあったな。。。
しばらく考えて分かりました。

携帯電話です。

日本独自の発展をした、便利な機能盛りだくさんの携帯は「ガラパゴス携帯」
「ガラケー」などと言われました。
おそらく軽自動車も、日本独自の発展を遂げているように思います。

そして、もうひとつ似ているのかも、と思ったのが「結婚相手に求める条件」
だったりします。

日本の結婚もいつの間にか「ガラパゴス化」していたりするのかなあ。
そんなことをぼんやり考えたりしていました。

個人的には、機能は極力絞り込んだほうが満足度が高く、頑丈で長持ちすると
思っています。
(これは道具の話であって、結婚の話ではありません。念のため)

皆さんは、どう思われますか?

「マリアビートル」

デビューした頃から、縁があって読んでいる作家さんです。
家にはなぜかサイン本があったりします。
だいたいの著作は読みましたが、年々人気は高まっていくばかり。
図書館での予約もずいぶん待たされました。

さて、今回の作品はハードボイルド系。人が死んだり殺されたりと
読む人によっては受け付けない系統かなと思います。

― ネタバレ有り注意 ―
※反転で読めます

しかし、3つのドミノが同時に倒れながら、倒れきったときには見事な
一枚絵になっているというこの作家さんのいつもの手腕には驚かされます。
伏線の匂わせとその回収、このキーワードがあそこで、などと
執拗に(褒め言葉です)埋めていくスタンスは、好き嫌いがあるかもですが
私は大好きです。



― ネタバレここまで ―


緊張感があればあるほど、笑いにつながるというのが
この本でのテーマかな、と勝手に想像しました。

御伽噺のような不思議な世界観、そして『魔王』のように問題を提示するまじめな一面。
年齢も近く親近感がある、目が離せない作家さんです。
前回の記事はこちら。

婚活をしない理由 その1

前回の簡単なまとめです。

独身の人たちは、婚活をなぜしないのか、

1.新しいことを始めるのはパワーがいる。
2.「新しく始める理由」より、「始めない理由」のほうが多く思いつく。
3.新しいことに対しては「疑い」そして「否定」してしまう傾向がある。


  <「疑わしい→否定」となる理由>

突然に飛び込んできた話は、疑わしいと思ってしまうことが多いかもしれません。

たとえば飛び込み営業などがそのひとつでしょう。
ある特定の仕事を揶揄するわけではありませんが、
自分が必要としてるかどうかもわからない「モノ・サービス」を
安い、今がチャンス、などと勧められる。

自分が欲しいかどうかもわかっていなかったのだから、
疑って、一時停止というのも選択肢としては「アリ」ですよね。
今までなくても困っていなかったのですから、必要性について
ゆっくり考えてからでも遅くはありません。


  <長いこと「無視してきたこと」>

ところが、本当は気になっていたり、欲しいけどあきらめてきたもの
なんていうのもあったりしますよね。

でも、「今の自分にはちょっと。」とか、「そんな余裕がない」と
先送りにしているような懸案事項もあったりします。

でも、もし自分が「欲しい」と思っているものだったら
一度、じっくり考えてみることが大事ではないでしょうか。

考える際に、気にとめること。

それは手に入るものと失うもののバランスです。

こういう場合には、頭の中だけで考えてしまうとごちゃごちゃになってしまいます。
なんとなく「失うもの」ばかり考えついてしまい、結果「なしなし!」
思ってしまうのです。

  <実際に試してみる>

メモ用紙の中心に線を引き、一番上の左に「手に入るもの」
右側に「失うもの」とタイトルをつけて、その下に
思いつくままに書いてみてください。

結婚情報サービスを使って、なくすものは何でしょうか。

お金? 時間? 自由?
世間体かもしれないし、プライドかもしれませんね。
具体的な数字を書いておくと、よりイメージがはっきりしてきます。

右側の「失うもの」に書かれたのは形があるものでしょうか。
それともないものでしょうか。
なくなると本当に困るものでしょうか。

できるだけ細かく書くほど、後で判断するときの助けになります。

何がなくなって、何が手に入るか。

そのバランスは、どちらが重いですか。どちらが大事でしょうか。
悩んだときには、お薦めの方法です。

婚活をしない、そう思っている方は一度試していただきたいものです。

恋愛と結婚をサポートする。
そう決めてサービスをはじめてしばらく経ちますが
気になるのは、入会されない人たちの気持ち。

こんなときにネットの世界は便利ですね。
気になって検索してみたところ

「結婚は自然にするもの」  
あー、自然な出会いへの期待かー。

「金銭的に婚活する余裕がない」
いろんなやり方があるはずなんだけど…。


その中でも気になるのは
「結婚はしたいと思うけれど、今は考えていない(焦っていない)」
という意見です。

なんとなく気持ちはあるけれども、自分を動かすほどのモチベーションになっていない
ということでしょうか。

その裏側にあるのは、おそらく現状で困ったことがない、つまり今の生活の満足
そして、新しいことを始める怖さがあるのではないでしょうか。

何かを始めることは、とにかくパワーがいりますよね。

新しく覚えなくてはいけない。
時間を使わなくてはいけない。


そこまでして、何が得られるのか。
いろいろ無駄になるんじゃないか。

モノだったら、買ってみて、「あー失敗した~」であきらめもつきますが
行動はなかなか始めるのが大変です。
始めるに足る理由を1つ見つける前に、始めない方がいい理由を10見つけてしまう。

疑うこと。
このこと自体は健全なことだと思います。
初めて見たもの。初めてすることは「大丈夫かな」と調べてみたり、考えてみたりと、
危険がないかを見きわめる行動ですから。

しかし「疑わしい 即否定」はちょっと微妙です。
いつものこと。知っていることから外れていることは、すべて否定となると
世界が固定されてしまいます。
その行動パターンにいる限り「安心して落ち着いて」いられるでしょうが

「新しいこと・面白いと思えること」は、いつもその危険な外の世界から
やってくるものです。

次回は「疑うこと」についてもう少し考えてみたいと思います。