感心する受け答えがあった。
いつも行く薬局の女性とおしゃべり。
「最近、鎖骨骨折したんですよ」
「ランニングで?」
「ハイ」
「鎖骨でよかったですね。頭でなくて」
「えっ?」
そりゃそうですが、頭でなくてよかったといわれたのは、初めて。
「痛いですか」
「腕を上に上げるとき、痛いです。でも、動かさないと肩が固まってしまうらしいです」
「良かったですね。夏場で」
「えっ」
「冬だと動くようになりにくいですよ」
不運な骨折なのに「良かった」、と二度も言われた。
ものは考えようだ。
頭でなくてよかった、夏場に向けての季節でよかった、そんなことは考えて見なかった。
でも、そういわれてみると「それもそうだな」と納得してしまう。
うまくプラス思考に導くこの女性。
なかなか会話の達人だ。