最近、毎日新聞に載った話に泣けた。
タイガーマスク現象が注目を集めているが、これは、それ以前からの話。
三重県四日市市のかばん店。
毎年、生活保護家庭の新一年生に新しいランドセルを寄付していると言う。
これまで贈ったランドセルは50年で2448個をなる。
現在の女性店主は、初代社長(故人)の善行を引き継いでいるのだが、そもそも、なぜ初代社長がランドセルの寄付を思いついたのか。
ある日、来店した母親がランドセルを欲しがる子どもを引きずるように帰っていった姿を見て「恵まれない子どもにもランドセルを背負わせたい」と思い立ったのが、きっかけという。
初代の善行を今も引き継ぐ女性社長。
かつては児童たちから感謝の手紙や電話が寄せられたが、「子どもに負担をかけたくない」といまは固辞しているという。
これを読んで思わずぐっと来てしまった。
10年ほど前、「一杯のかけそば」と言う話を思い出した。貧しい母子とそれを助ける市民の話には、琴線をくすぐられる。
1月12日の毎日新聞夕刊