42キロ以上走るとどうなるか、を試すため50キロに出た。
サロマ湖ウルトラマラソン。
涼しい北海道ならいいだろうと思った。
ところが違った。
30度を超える異常気象。
スタート前から不吉な予感がした。
開会式。木陰に集まるランナー。
号砲が鳴っても、大半のランナーは歩くような走り。
風がない。木陰がない。
にじみ出る汗。
これで50キロもつか。
スローペースを心がけた。最初の1キロは60分。
「早すぎる」そうだ。
最初のエイドで水分補給。
しっかり足を止め、味わう。
そして再スタート。
黙々と走る。
汗がにじみ出る。
エイドで頭から冷水をかぶる。
汗、冷水、汗、冷水。
この繰り返し。
20キロ地点まで来た。
100キロの部の選手との合流地点だ。
彼らはすでに50キロ余分に走っている。
しかも、この暑さに中。
とても人間業とは思えない。
(つづく)