これは、リー・メリット医師が自分自身に実践したパラサイトクレンズ(寄生虫駆除)の方法を、説明したPDFファイルを日本語訳したものです。

 

リー・メリット医師は私が信頼している医師の一人で、元海軍の軍医(外科医)、元整形外科(脊椎外科)の開業医です。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

 

(日本語訳ここから)

 

寄生虫と私が自分のために行った寄生虫駆除プロトコル

2024年1月22日 改訂
 

これは私自身のための手順であり、教育目的の参考資料として公開しますが、公式の医学的アドバイスではありません。


要約:今は下記のすべてを読む時間がない人のために、私が自分のためにやったことの簡単な要約をここに示します。
私は、GrantPharmacy.com などからニタゾキサニドとイベルメクチンを、および農業用品店で簡単に入手できるフェンベンダゾールを使用しました。(これらの薬はすべて人体で試験されており、安全域が非常に高いです。私は、寄生虫駆除による副作用(以下を参照)を除いて、通常用量での副作用は知りません。)

 

投与量:
フェンベンダゾール:体重に応じて計算します。あなたが馬になったつもりで、馬または犬の体重に応じた量を使用します。
イベルメクチン:平均的な成人 1日あたり24mg
ニタゾキサニド:500mgを1日2回

 

1. はじめに:どの薬からでも始めることができます。
すぐに入手できたので、私はフェンベンダゾール(馬用のパナクールC)を使い始めました。これは口内注入用の大きなプラスチックの注射器型パッケージに入っています(犬用も同様です)。これは一般に農業用品店で簡単に入手できます。私は動物用の注射器に記載されている用量を自分自身に投与しました。ポンド換算します。私は160ポンド(約73kg)の馬用の投与量(私はほぼその体重です)の白いクリームをグラスに絞り、水を加えて飲み干しました。側面にくっつくものもあるので、さらに水を加えてかき混ぜ、飲み干しました。動物と同じように、注射器を使って口の中に投与量を注入することもできます。スタートしたら、サイクルを開始します。3日間投薬/5日間休薬を1サイクルとします。つまり、1サイクルは8日ということになります。それを8週間続けます。

 

2. 自分の便と全体的な健康状態を観察します。

便の変化が見られない場合は、4週間後に薬を切り替えてください。便の変化が見られた場合は、合計8週間続けてください。便の変化としては、黒い斑点、目に見える寄生虫、泡立って水に浮く便、水っぽい爆発性のある便、黒色の多量の便(数日後には茶色に戻る)などがあります。通常、便の変化は投与後2~3日後に始まります。人によっては、お腹の膨満感がなくなるなど、ウエストサイズの劇的な変化を経験する人もいます。このような変化は、あなたが正しい軌道に乗っていることを意味します。

 

3. 8週間目:

私は8週間後も便に変化があったので、同じ薬を飲み続けました。もし、この時点で便に何も変化が見られなかったら、別の薬で引き続き8週間のコースを続けます。ワクチンを接種済みだったり、シェディングの症状があったり、または他の2つの薬(フェンベンダゾール、イベルメクチン)で変化が見られない場合、私はニタゾキサニドを使用します。その後、サイクルのオフ時間を長くしてみてください。つまり、3日間投薬/5日間休薬から3日間投薬/7日間休薬にします。問題がなければ、数サイクルごとに休薬期間を増やし、サイクルが月2回になるようにします。月に1回のサイクルも可能かもしれませんが、私のように寄生虫だらけの場合は時間がかかるかもしれません。

 

4. 以下の症状に注意してください。

  • a.風邪やインフルエンザのような症状 - くしゃみ、涙目、喘鳴(ぜんめい:呼吸をするときに、ヒューヒュー、ゼーゼーという音がする)、鼻水、鼻づまり、筋肉痛、発熱、悪寒、発疹、倦怠感などは、一度にあまりにも多くの寄生虫を殺すことによって生じます。これは、駆除のスピードを下げ、ゆっくりと進む必要があることを意味します。これが最初の薬の投与で起こった場合は、数サイクルの間、投与量を半分に減らし、ゆっくりと上記の量まで投与量を増やします。休薬時間を増やして1サイクルを延長したときに症状が現れ始めた場合は、サイクル間の休薬日数を減らしてください。これにより、寄生虫の赤ちゃん(卵)が孵化するまでの時間が短くなります。これらの症状は、赤ちゃん(卵)の孵化を阻止する化学物質を放出する母親寄生虫を殺したことによるものです。孵化が多いということは、母親寄生虫がたくさん死んでいることを意味し、それにあなたの体が反応してヒスタミンが放出され、風邪やインフルエンザのような症状が現れるのです。
  • b. 砂糖への欲求:砂糖への欲求は、赤ちゃん(卵)の孵化が多すぎることのもう1つの兆候です。このような場合は、途中であっても新しいサイクルを開始します。砂糖への欲求がなければ(あったら、の間違い?)、1年かかっても月1回のサイクルを達成することはできません。

 

5. 

サイクルを月2回にする時は、サイクルの「投薬」期間が満月と新月に始まるようにしてください。月1回にまでに減らす場合は、満月の日に実行してください。なぜなら、満月が寄生虫の最大の孵化時期だからです。(クレイジーに聞こえるかもしれませんが、本当です。)

 

 

寄生虫駆除のその他の一般原則


これは有能な医学的アドバイスに代わることを意図したものではありませんが、残念なことにアメリカのほとんどの医師は、先進国では寄生虫が人間に感染するとは考えていません。私とアーディス医師による寄生虫に関する完全なビデオ ディスカッションは、TheMedicalRebel.com で毎週のポッドキャストにサインアップすることでご覧いただけます。寄生虫の繁殖に関して考慮すべき基本原則は次のとおりです。

 

  • 人間に感染する寄生虫にはさまざまなものがあり、大きくて肉眼で見えるものもあれば、顕微鏡でしか見えないものもあります。一般には認識されていませんが、現代の先進国であっても、ほとんどの人間は1つ以上の寄生虫を持っているようです。あなたのペットに「寄生虫駆除」が必要なら、あなたも必要です。多発性硬化症(MS)患者の最近の解剖研究では、この病気で死亡した患者の100%が脳と脊髄に寄生虫を持っていました。
  • 寄生虫は明らかな症状を起こさないこともありますが、他の方法では説明できない多くの問題を説明できる可能性があります。食事不足、炎症性疾患、寝汗、膨満感、その他の消化器系の問題、腹痛、甘いものや食べ物への欲求、疲労、筋肉や関節の痛み、皮膚の発疹(特に酒さ、紅潮したピンク色の顔の発疹)、肛門のかゆみ、膣のかゆみ、発熱、貧血などです。私の意見では、自己免疫疾患のある人は、免疫抑制剤を開始する前に、何らかの寄生虫プロトコルで治療されるべきです。がんは慢性的な卵嚢(らんのう=卵の袋)の炎症によって引き起こされる場合もあれば、病理学的に卵嚢と実際に混同される場合もあります。この一連の探求を続けていたら、どれだけの死が避けられていたでしょうか?
  • 寄生虫はどこにでも存在しており、感染を完全に避けることは不可能です。これは清潔さだけの話ではありません。一部の寄生虫は加熱が不十分な食品や生の食品から感染する可能性がありますが、多くは生活環境中に存在します。もし、ペットを飼っているなら、あなたには寄生虫がいます。
  • 寄生虫にはすべて、産卵を含むライフサイクルがあります。寄生虫に感染すると、母親寄生虫は1日に20,000個~200,000個の卵を産み、体のさまざまな部分の卵嚢に「被嚢(ひのう)」されます。母親は生きている限り、卵の孵化を阻害する化学物質を生成します。しかし、母親が死ぬと、卵が孵化し、腸や肝臓、あるいは卵が自然に生息している場所に再寄生します。寄生虫を駆除するには、親と卵嚢の両方を駆除する必要があります。慢性炎症性疾患の多くのケースは、体が卵嚢を破壊しようとして失敗した結果です。明らかに、治療せずに放置すると、卵嚢の数が増え、体はこれらの外来侵入者を排除しようとしてますます炎症を起こすことになります。
  • 寄生虫の成虫と卵嚢の両方を効果的に治療するには、治療サイクルを繰り返す必要があります。いかなる薬による継続的な治療も卵嚢を取り除くことはできず、体の炎症は継続します。
  • 便検体を使って寄生虫の検査を受けることもできますが、未確認の寄生虫疾患が蔓延していることを考えると、治療の恩恵を受けられない限り、費用をかける価値があるかどうかはわかりません。あるいは、進捗状況を監視するために検査料金を支払いたいと思う人はいるかもしれません。
  • 治療には多くの薬剤が使用されてきました。ほとんどの医薬品には優れた安全性プロファイルがあります。新しい薬が開発されていますが、その多くはヒトに対する安全性試験が行われていません。このような理由から、古くからある薬を選択する方が良いと私は考えています。
  • 寄生虫に関連する既知の炎症や医学的問題がない場合、成人はおそらく、リストに記載されている薬剤のいずれかを使用して2か月間治療し、できれば作用がわずかに異なる別の薬剤に変更して、また治療する必要があります。以下にすべてのオプションを示しますが、これが私がやったこと、そしてこれからもやり続けることです。
  • 小さな子供の場合は、必要な時間は短くなり、投与量も少なくなるかもしれません。これについては、私なら有能な小児科医を見つけます。
  • 生涯にわたるメンテナンスが必要です。私は自分自身と家族を毎月治療している医師を知っています。
  • 多発性硬化症 (MS) またはその他の神経系の問題がある場合は、寄生虫の死滅が炎症や脳の腫れを引き起こす可能性があることに注意してください。医師の指導の下で治療を開始することをお勧めしますが、それが不可能な場合は、最初のサイクルでは半分の用量から開始することを検討し、重大な頭痛、かすみ目、異常または新たな神経系の症状が現れた場合には医師の診察を受ける準備をしてください。

 

 

寄生虫を治療する他の薬の概要:


アルベンダゾール: 特に脳内の嚢胞(のうほう)/寄生虫に適しています。体重120ポンド(約54.5kg)以上の成人には、400mgを1日2回、5日間服用します。頭痛やかすみ目の症状が出た場合は、寄生虫を殺すために脳が腫れている可能性があるため、中止してください。この場合は医師に相談してください。

 

回虫を麻痺させるが、殺すことはできない薬
ピランテル・パモエート。箱に記載されている用量を使用してください。蟯虫用に薬局で市販されています。

 

腸内クレンズ:ワームウッド(ニガヨモギ)、カボチャの種、パパイヤの種、黒クルミの殻、クローブを配合したハーブ調合製品にはマイナス面がなく、6週間の治療に使用できます。1日2回、空腹時に服用してください。これは、細胞内寄生虫や被嚢(ひのう)する寄生虫、中枢神経系内の寄生虫を確実に死滅させたことが確認できれば、費用対効果の高い、すぐに利用できるメンテナンスプログラムとなる可能性があります。深部嚢胞(のうほう)のリスクが低い若い人の場合は、年に2~3回の駆除で十分です。 TheMedicalRebel.com のショップ サイトをご覧ください。

 

 

医療当局からの公式推奨事項
 

アメリカに来る難民を念頭に置いた寄生虫に関するCDCのガイダンスは次のとおりです。

 

推定される寄生虫治療薬:アルベンダゾール(土壌伝播蠕虫用)、2歳以上の難民には400mg、生後12~23ヵ月の小児には200mg。イベルメクチン(糞線虫用)、体重15kg以上の成人および未成年に0.2g/kgを1日1回、2日間投与。プラジクアンテル(住血吸虫症用)、成人および4歳以上の子供に40mg/kgを2回に分けて投与。

 

https://www.cdc.gov/immigrantrefugeehealth/guidelines/overseas-guidelines.html#pt-table2


https://www.ema.europa.eu/en/documents/variation-report/panacur-aquasol-v-c- 2008-x03epar-assessment-report-extension_en.pdf 

 

 

 

    

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