2024年山南忌 | またしちのブログ

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幕末史などつれづれに…

今日は壬生寺で第18回山南忌が開催されました。昨年は応募し忘れてしまい参加出来なかったため、二年ぶりの参加となりました。結構ギリギリの時間だったので最後列になってしまいましたが、ちょうど真ん中だったし全体を見渡すことが出来たので、それはそれで案外良かったかも。

 

 

内容的には、恒例の島原末廣屋葵太夫の「黒髪」の舞や、北辰一刀流・天然理心流の演武・・・

 

 

 

そしてブロともでもある汐見珠里先生の講演など。

 

 

 

 

講演内容は、近年見つかった史料に「三南啓助」「三男啓助」などの表記が確認されたことから、読みは「やまなみ」より「さんなん」の可能性が高いことと、その死因に関しては伊東甲子太郎が「割腹」としているように切腹による自死であることは間違いないようだが、なぜ腹を切ったかに関してはまだ断言出来るような確実な史料は出て来ていない、といったところだったでしょうか。とても興味深い講演でした。

 

 

最後に抽選会でしたが、僕は伊東甲子太郎終焉の地である本光寺さんの御朱印帳が当たりました。うれしいけど、御朱印集めの趣味はなし(笑)。これから始めてみますか!

 

 

ちょっと残念に思ったのは、いつもなら最後に来賓の紹介があるのに今回はなかったこと、それと、以前山南忌で講演していただいたあさくらゆう先生が亡くなられたことに、せめてひと言ぐらい触れてほしかったですね。あさくら先生が亡くなられたことについては、僕が会場に入る前にお話があったそうです。自分が遅れておいて批判するなんて最低でした。申し訳ありません。

 

 

それと一日外出するのは本当に久しぶり。3時間椅子に座り続けたのも前々回の山南忌ぶりで、体にはだいぶ堪えました。ちょっときつかったです。また、帰り際に珠里さんが気づいて下さったのでひと言挨拶でもと思ったのですが、人が多かったので断念しました。

 

 

それから前川邸のとなりのマンション建設、ついに着工したみたいですね・・・。