ファミリーヒストリー鶴田真由 | またしちのブログ

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幕末史などつれづれに…

昨日(6月29日)放送された「ファミリーヒストリー 鶴田真由」を見ました。先祖が新選組ということで非常に楽しみにしていました。



・・・が、鶴田さんの第一声がこれ(笑)





で、まずは父方鶴田家のルーツから始まりましたが、明治3年に豊後佐伯藩士だったご先祖(※)が「何か見てはいけないものを見つけてしまったために毒殺される」という、いきなり衝撃的な話。


※.厳密に言うとご先祖の兄と目される人物。


その後、ご先祖は同じ大分県の別府市に移り住んで網元となりますが、雇っていた網子の中に元西鉄ライオンズの鉄腕稲尾和久さんの稲尾家もあったという偶然。


そして、母方の吉村家。鶴田真由さんの5代前の先祖が桑名藩公用人で箱館新選組改役森常吉陳明(もり つねきち つらあき)。



※.箱館新選組改役 森常吉(弥一左衛門、陳明)




事前情報でそうであろうと予測は出来ていましたが、本当にそうだとなるとやっぱり嬉しいものですね。


その森常吉は戊辰戦争終結後に責任を取らされて切腹し、森家も断絶するのですが、残された長男陳義(つらよし)は母方の姓若槻を名乗ります。そしてその子三木太郎(「森」が「三つの木」であることから名付けたという)は吉村家の養子となり、以降吉村姓を名乗ることになるのですが、その「吉村」というのが、どうやら実は桑名藩家老で森常吉とは対立していた恭順派の筆頭吉村権左衛門の家を継いだ(再興した?)ということらしい。


つまり鶴田真由さん、血筋としては森常吉の子孫で、家系としては吉村権左衛門の子孫ということになる・・・んですかね。


ちなみに、鶴田真由さんとは直接関係はありませんが、森常吉と同じく箱館新選組に加入していた桑名藩士で、その吉村権左衛門を殺害した一人である高木貞作(新選組加盟時は神戸四郎を名乗る)の写真も放送されました。しかも、吉村三木太郎と肩を並べて写っているという・・・。


※.箱館新選組三分隊 神戸四郎こと高木貞作と鶴田真由さんの曽祖父吉村三木太郎




そういえば三木太郎さん、ちょっと鶴田真由さんの面影ありますよね、やっぱり。


ちなみに、鶴田真由さんのお母さんもさすがに美人でした。