この人。
でも、残念ながら芹沢鴨ではありません。この写真は昭和４５年に毎日新聞社から発行された『幕末の素顔 － 日本異外史』という写真集の中の１枚で
このように従者と共に写っている写真の一部を切り取ったものです。
こういう写真もあります。なんだか、この人機嫌悪かったのでしょうか。旗本かお殿様か、偉い人だったのは間違いない感じですね。
ちなみに、この写真集に掲載されている写真は、すべて米国国会図書館に収蔵されているものらしいです。
それにしても、３枚めの写真のポーズ、よく見てみると結構無理があります。支えのないところで肩肘つくような格好だし、体斜めになってるし。案外横に座ってる従者っぽい人に「虫歯が痛いんだよ、いつになったら撮影終わるんだ」とか、ゴネてるところだったりして（笑）
もうひとつ、２枚めと３枚めに写っている従者の若いお侍さん、よく見ると鎖帷子のようなものを着込んでいるようです。キリッとしてるし、腕の立つ剣客だったのかも知れませんね。…案外ただの防寒具（綿入れとか）だったりして（笑）