右足の膝が数ケ月前からたまにチクチク痛むなぁとは思ってましたが、先日膝をじっくり見たら
ん? んん?
右膝の下がポコッと骨が出っ張ってる訳ですよ。
何だこのオスグッドみたいなの?たまに痛む原因はこいつかと。でもオスグッドは別名成長痛なんて言われる少年から青年になる際に発症するスポーツ障害だから40半ばのおっさんがなるわけない。
で、ネットでこの症状何なんだろうって調べたら驚くべきか大人でもオスグッドってなるらしい…
マジかよ、これ以上成長したら死期が早まるだけじゃね?(笑)
まぁこれまで2年くらい軽く日本一周するくらいの距離走って一切ストレッチとかしないんだから別に足に異常起きても不思議じゃないよね。年齢的にどうにも衰えは日に日に感じるし。
せめて衰えるスピードを遅らせようと足掻いてるに過ぎない。何とか息子が高校終わる迄は圧倒できるくらい維持したい気持ちはありますが、実際問題あと何年、いや、何日持つか。
既に限界が来ててもおかしくない。
そんな弱気になってた時に目に入ってきたのがこちら
https://ameblo.jp/dongurikunpapa/entry-12828984137.html
沈痛な思いがひしひしと伝わってくるじゃない。12年間も必死にやって、やれる事は全てやってきた。相当な努力と情熱とエネルギーを費やしてきて最後そのプレーかよ?みたいな。
もうパパさんの気持ちが痛い程に伝わる。
まぁ試合に出れてるだけでも幸せな方かも知れませんけど。
ただどんなにやっても、やっても結果普通に生活してるような子達にすら敵わなかったらそりゃ寝れないよ。運命が残酷過ぎるよ。
私はボウズ君と会ったのなんか小2ですからね。10年近く成長を見てきてもう他人の子のレベルじゃないのよね。
そんでまたボウズ君が色々とうちの息子とほんと良く似てるの。
晩熟で小さいし、性格もオラオラってより大人しいし、プレースタイルもだし、貧乏だし(笑)
ま、貧乏は一緒のレベルにするんじゃねぇってパパさんに怒られるくらいでしょうけど本当に息子の数年先を見てるようで、頑張れ!頑張れ!ってどうしても息子と重なって見えるんですよね。
多分パパさん家族の次に私がボウズ君を応援してると思います。
それでもう残り3ヶ月ちょいでユースが終わろうってのにまだプロを目指すってんだからたいしたタマだよ。JチームどころかJFLからも遥かに離れたような位置に居ながらまだ諦めてないってんだから。
頭は悪くないのに大学は浪人して海外でプロ目指すなんて世間一般から見たらよっぽどの変わり者だよ。完全に世間一般のレールからは逸れてる。
でもね。
私はそんな無謀な挑戦する若者は嫌いじゃない。
いや、むしろ大好き(笑)
だって自分がそうだから。
でも贔屓目無しで言えば現状海外のアマチュアクラブで精一杯ってところで、例えば強豪国の2部以上のサッカーだけで満足に生活出来るプロ契約が出来る可能性は多分0.1%くらい。
それでもう18歳だからこれから1年過ぎてく度に可能性が更に低くなってくし、焦るしで限られた時間の中で結果を出し続けてかなきゃならない相当ハードな世界に挑む事になる訳です。
何とかコンマ1%でも目標とするプロに近づけてあげたいって応援したくなるじゃないですか。
だからプロになるってどういう事なのか、人生を懸けるってどういう事なんか、身をもって分かってもらいたい。
そうです、あの泣く子が更に泣き叫ぶ伝説の歯の喰い縛り方おしえちゃるけんキャンプ。日本一過酷と言われた習志野第一空挺団と匹敵するか凌駕する程の想像を絶するキャンプ。
何せ日頃鍛えてたにも関わらず、たった1時間ちょいで左足が筋膜炎になり1ヶ月半イカれた恐ろしいキャンプです。しかもただの辛い過酷なキャンプじゃないんです。
人生とは何たるかがたった半日に凝縮された1本の映画みたいなもんです。
このキャンプはサッカーの次元を遥かに超越した正に
『君たちはどう生きるか』
をテーマにしたキャンプです。
まぁ指導するのは↑みたいな鳥男じゃなくて↓みたいな私です
うん、こいつには任せない方が吉です(笑)
本音を言えばこのキャンプは二度とやりたくない。次やったら生命に関わりかねない。やろうと勇気を奮い立たせても身体が勝手に拒否するんです。
でもボウズ君みたいな未来ある若者が安牌な人生捨てて、ほぼ勝ち目の無い勝負に打って出ようとしてる勇気と、繰り返しますがボウズ君は息子の数年先を生き写してるように思ってるので、ボウズ君が晩熟、陽の目を見る事無く燻ってる子達の希望を照らす太陽になって欲しいじゃないですか。そんな子を持つ親御さんやお子さんが僕にも出来るんだって道しるべになって欲しい。
それなら私のオスグッドくらい膝から骨が突き破って出てくるくらいまでは付き合うよ。
冬休みまであと1ヶ月後くらいか、ボウズ君よ、
歯の喰い縛り方おしえちゃるけんキャンプに出頭を命ずる!!!
そしてどんなに無理だ、無謀だと言われようと己の信念で運命を変えてみせい。
奇しくも君達が高校を終える年に自分もこの歳になって勝ち目の無い勝負に挑む事になるなんてやっぱり不思議な縁を感じます。
ボウズ君なんか20代でどんな結末迎えようといくらでもやり直し効くけど、私なんかもう後戻りできない人生の片道切符ですからね、痺れるよ。
お互い最後の最後迄足掻いて、足掻いて運命に一太刀浴びせようぜ